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レポート

【K-1】まさに“怪物”野杁正明が全試合KOでトーナメント制覇、カリミアンが延長戦で京太郎に判定勝ち、石井慧が延長戦の末に判定勝ちで大阪大会にも参戦表明

2021/09/20 13:09

▼第13試合【株式会社メディオック Presents】K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
○安保瑠輝也(CLUB es/team ALL-WIN)
KO 3R 2分37秒
×松岡 力(K-1ジム五反田チームキングス)
※安保が決勝へ進出。


 1回戦でアラン・ソアレスを1R31秒でKOした安保と、ドゥワンソンポンに2RでTKO勝ちした松岡が準決勝を争う。


 1R、思い切りストレートを打ち込む安保は左右にスイッチする。松岡は得意の右ロー、右ミドル。安保のパンチをよく見てかわす。しかし、安保が踏み込んで伸ばした打ち下ろすような右ストレートでダウンを奪う。


 松岡のハイキックをバービーのようにしてよけた安保。松岡は焦ることなく圧力をかけて右フック、安保のパンチをかわしてのカンターを狙っていく。


 2R、松岡はボディロックすると安保を投げ捨てる。安保のストレートに負けじとストレートを返して打ち合いを見せる安保。至近距離で危険な打ち合いが行われる。安保の右ストレートをかわすと松岡は飛びヒザを狙う。慎重になる安保は松岡が出てくるのを待って回り込みながらの右フック。


 3Rも前に出るのは松岡。右ロー、左ミドルを蹴り、安保のパンチはかわす。距離を保つ松岡に安保が左ストレート、右フックで勝負をかけ、何度もアタックを仕掛けて左フックでダウンを奪う。



 さらにジャブを直撃させて松岡をフラつかせ、左ボディを入れると松岡がしゃがむこむようにしてダウン。安保が粘る松岡をついに振り切った。

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