▼第1試合【株式会社メディオック Presents】K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
×小嶋瑠久(PURGE TOKYO)
判定0-3 ※29-30、28-30×2
○寧仁太・アリ(ガーナ/K-1ジム総本部チームペガサス)
※寧仁太が準決勝へ進出。
小嶋はフルコンタクト空手出身で、2017年のK-1甲子園準優勝。ウェルター級からスーパー・ライト級に転向すると堀井翼、松岡翔大を破り2連勝を飾ったが、2019年11月の山崎秀晃戦では初回KO負けを喫し、下克上を阻止された。2020年7月に中野滉太に敗れ、ジムを移籍してリングネームも瑠久から小嶋瑠久に改名しての再起戦となった4月の斉藤雄太戦では2RでKO勝ち。今回はウェルター級に階級を戻しての出場となる。戦績は8勝(4KO)3敗。
その小嶋と1回戦で戦うのは寧仁太。184cmの長身を誇り、第25回K-1アマチュアAクラス -70kg優勝。3月のK-1では海斗をKOで葬り、6月のKrushでは第7代Krushウェルター級王者・山際和希をも判定で降し、戦績を5勝(4KO)無敗としたホープ。
1R、両者の身長差は12cm。長身の寧仁太がジャブを突くと、小嶋は思い切って右フックを繰り出す。それに右ストレートを返す寧仁太。小嶋はリーチ差をものともせず、ボディから顔面のコンビネーションを見事に決めていく。左右ロングフックでも寧仁太を襲う小嶋だが、寧仁太はガードをしっかり固めて右ストレートで小嶋をグラつかせ、飛びヒザ蹴りも放つ。
2R、小嶋は左右フックからの右ロー、寧仁太はガードを固めての左フック。さらに左ヒザを突き上げると小嶋がグラつく。後ろ廻し蹴り、バックハンドブローも繰り出す小嶋だが寧仁太はかわす。ロングリーチを活かした右ストレートの寧仁太だが、小嶋は右ローの集中砲火。
3R、ジャブと右ストレート、飛びヒザで小嶋を下がらせる寧仁太だが、小嶋はしつこく右ローと右カーフを蹴り続ける。ややスピードが鈍ってきた寧仁太に小嶋の右ストレート、ワンツーが入る。それでも右ストレートを繰り出すと小嶋がグラつく。小嶋はしつこく右ロー。終盤には右の連打もヒットさせる小嶋。寧仁太も必死に打ち合う。