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レポート

【K-1】まさに“怪物”野杁正明が全試合KOでトーナメント制覇、カリミアンが延長戦で京太郎に判定勝ち、石井慧が延長戦の末に判定勝ちで大阪大会にも参戦表明

2021/09/20 13:09

▼第5試合 スーパーファイト K-1ライト級 3分3R延長1R
○龍華(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)
KO 2R 1分48秒 ※右ハイキック
×蓮實 光(パラエストラ栃木)


 龍華は2018年11月にプロデビュー。K-1甲子園では2018年こそ準優勝に終わったものの、2019・2020と-65kg級で史上2人目の連覇を達成した。今年3月には弘輝を1RでKOに沈め、破竹の7連勝をマーク。戦績は7勝(4KO)1敗。多彩な蹴り技を持つサウスポーだ。


 蓮實は総合格闘家でもあり、Krushには2018年6月から参戦。パワーを活かしたファイトスタイルで4勝(2KO)2敗の戦績をマークし、2020年3月には東本央貴とダウンを奪い合う試合を演じてKO勝利。7月には大沢文也からも3度のダウンを奪ってKO勝ちしているハードパンチャーだが、12月大会では朝久泰央にKO負け、今年3月には卜部功也に判定で敗れ連敗中。戦績は5勝(3KO)4敗。


 1R、サウスポーの龍華は下がりながら右へ回り込み、蓮實がジリジリと間合いを詰めていく。そこへ龍華は左ミドル。


 2R、1Rよりも前へ出て来た蓮實に龍華はは左テンカオ。ワンツー、左ミドルも放って手数を増やしてきた龍華は左ハイでダウンを奪う。2度目もワンツーで下がらせての左ハイでダウンを奪うと、蓮實は立ち上がることが出来ず龍華の鮮やかなKO勝ちとなった。


 龍華はマイクを持つと「前回に続きK-1参戦でKO出来てほっとしています。自分は8連勝目、3連続KOなのでそろぞろベルトに挑戦させてください」とアピール。さらに小林幸子とのツーショットに収まった。

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