K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~
2021年9月20日(月・祝)神奈川・横浜アリーナ
▼第21試合【株式会社メディオック Presents】K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント決勝 3分3R延長1R
○野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
KO 3R 2分51秒 ※3ノックダウン
×安保瑠輝也(CLUB es/team ALL-WIN)
第2代ウェルター級王座決定トーナメントの決勝戦は、戦前の予想通り野杁と安保によって争われることに。野杁は1回戦でFUMIYAを初回KO、準決勝も寧仁太・アリを初回KOに沈めた。安保は1回戦わずか31秒でアラン・ソアレスをKO、準決勝では松岡力の粘りに手間取るも3RにKOして決勝へ駒を進めてきた。
1R、一発目の左インローでバランスを崩した安保だが、強烈な左ボディを打つ。安保の強打をしっかりブロックする野杁に安保は関節蹴りを見せる。野杁は安保の飛びヒザもブロック。安保は野杁が近付いてくるとヒザを突き上げ、後ろ蹴りも見せる。野杁はじりじりと間合いを詰めていくが、安保が先手を打って野杁に攻撃を出させない。
2R、野杁がジャブと左インロー、安保も右ローを蹴って前蹴り。野杁はガードを固めて前へ出ていく。クリンチしてきた安保に野杁はヒザ蹴りを3連打。だんだんと野杁に下がらされる場面が増えてきた安保。野杁は圧を強めて前へ出ていく。
3Rも前に出る野杁に安保は飛びヒザ、胴廻し回転蹴り。いずれもかわした野杁が前へ出で左ミドル、右カーフ。ワンツーを打つ安保だが、すかさず野杁が左ボディ。安保はこれを嫌がり離れる。残り1分を過ぎたところで、ロープを背負った安保へ野杁が左ボディでダウンを奪う。
左三日月蹴りで2度目のダウンをカウントすると、やっと立ち上がった安保へとどめの左三日月蹴り。野杁が3度のダウンを奪い、全試合KOでトーナメントを制覇した。