▼第7試合 スーパーファイト K-1スーパー・バンタム級 3分3R延長1R
○金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
KO 1R 2分33秒 ※右ヒザ蹴り
×晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
金子は第2回K-1アマチュア全日本大会チャレンジAクラス-55kgで優勝し、2006年9月にKrushでプロデビュー。無敗のまま6戦目で軍司泰斗を破りKrushバンタム級王座を奪取、第3代王座に就いた。卓越したテクニックと攻撃力で9連勝を飾っていたが、2020年3月に玖村将史に判定で敗れ初黒星。今年3月に1年ぶりの復帰を果たすと、鬼山桃太朗にTKO勝ちした。戦績は10勝(5KO)1敗。
晃貴は現K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の武尊と同じ鳥取県出身で、鳥取時代も同じジムにいた弟分。2019年1月に第4代Krushバンタム級王座に就いた。2019年11月の2度目の防衛戦で佐々木洵樹に敗れて王座を失い、2020年からはスーパー・バンタム級に転向。2021年は2月に野田蒼にKO勝ち、5月に黒田勇斗から判定勝ちと連勝中。戦績は10勝(3KO)7敗1無効試合。
1R、金子が左アッパーから左ボディと鋭い右ヒザ。金子はここから左ボディを狙い撃ち。晃貴はこの金子の鋭いパンチのコンビネーションに下がる。金子のワンツーからのコンパクトかつ力強い左フックで晃貴は仰向けにダウン。
続いて金子はジャブでガードを固めさせておき、飛びヒザ蹴りでダウンを追加。
晃貴は右フックを返そうとするが、そこへカウンターの右飛びヒザ蹴り。これがジャストミートし、晃貴ははじけ飛ぶようにダウン。金子が圧巻のKO勝ちを飾った。
金子はマイクを持つと「皆さん、お久しぶりです。僕は去年初めて負けちゃってめちゃくちゃ練習して強くなって帰って来たと思うので、僕がこの階級で一番強い男になります」と宣言した。