▼第17試合 スーパーファイト -77kg契約 3分3R延長1R
〇松倉信太郎(team VASILEUS/K-1 WORLD GPミドル級王者)
KO 2R 1分21秒 ※右カーフキック
×パク・チュンイル(韓国)

松倉はK-1甲子園2009 -70kg日本一トーナメントでの優勝を経てK-1、Krushを主戦場にキャリアを重ねた。2018年に戦場を『RISE』に移し、『RIZIN』にも参戦。2020年9月にWPMF世界スーパーミドル級王座を獲得、2021年3月にはKNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級王座に就いた。2022年4月にK-1に復帰。2023年6月に行われた「K-1 WORLD GP初代ミドル級王座決定トーナメント」では決勝へ進出するもハッサン・トイに42秒でKO負け。しかし、12月のタイトルマッチで王座を奪取した。2024年7月には80kgでアレクサンドル・アマリティに判定勝ち。戦績は38勝(19KO)18敗。

チュンイルはKBAライトヘビー級(-80kg)王者で、戦績は7勝1敗。素手で殴り合うベアナックルボクシングに出場し、ビンタだけで勝敗を競い合うスラップファイトにも参加する異色のファイター。打ち合いに強いファイターだという。

1R、チュンイルは大きな左右フックを打ちながら飛び込む。右カーフも蹴るが松倉も右カーフを蹴り返す。ジャブを突くチュンイルに松倉は強烈な左ミドル。松倉の右カーフに大きくグラつくチュンイル。それでも前へ出て左ボディからの左フック、右フック。

2R、左ミドルを蹴って前へ出ていく松倉が左フック。続けて右カーフ。左右フックを振り回して来るチュンイルに松倉が右カーフを蹴るとチュンイルはダウン。座り込むように体勢となったチュンイルは立ち上がるが、立ち上がるのがやっとで松倉のKO勝ちとなった。


松倉はマイクを持つと「嫌われることを気にして知らない人にどう思われるかを気にして、自分を偽っているのはきついことだと思って。今は受け入れてくれる仲間のことだけを考えてやっているので楽しいです。何を言ってるのか分からなくなってしまいました(笑)。僕はこのリングを夢見てやってきたのでめちゃくちゃ嬉しかったです」と語った。




