▼第5試合 K-1フェザー級 3分3R延長1R
〇石田龍大(POWER OF DREAM)
判定2-0 ※30-28、30-30、30-29
×永坂吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

石田は2020年2月にKrushでプロデビューしたサウスポーで、2戦目で髙橋直輝に判定で敗れたが、以後は連勝で9勝(4KO)1敗の戦績を誇る。2024年の「第9代Krushフェザー級王座決定トーナメント」を制し、9月に王座に就いた。今回が王者としての第一戦。

永坂は全日本テコンドー選手権大会2連覇&MVP受賞、全九州テコンドー選手権大会7回優勝の実績を持ち、2018年11月からK-1 JAPAN GROUPに参戦。2戦目で璃明武、5戦目で小倉尚也に敗れるも、その後は3連勝。2022年5月大会では第6代Krushバンタム級王者の吉岡ビギンを2RでKOし、7月大会では「K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」に出場した内田晶もKOした。2023年7月、Krushスーパー・バンタム級王座に挑んだが、王者・璃明武に判定負け。しかし9月のK-1では元バンタム級王者・池田幸司とのダウン応酬の激闘を初回KOで制した。戦績は7勝(7KO)4敗1分と勝利は全てKO勝ち。

永坂は階級を上げての第一戦、石田としてはKrush王者としての真価を試される一戦となった。

1R、サウスポー同士。石田は左カーフを蹴り、永坂が蹴り返そうとすると左のカウンターを狙う。ジャブ、ワンツーで距離をとる石田は永坂の蹴りを空振りさせる。石田は永坂が踏み込むと左の前蹴りを突き刺す。永坂は自分の距離に入れない展開が続く。

2R、じりじりと前に出る永坂は左ミドルから左カーフ、石田はジャブを突いていき左ストレートにつなぐ。石田の左ストレート2発をもらうと永坂は前へ出て右インカーフと左カーフ、そこへ石田が左を打つ。永坂が入ってくると飛びヒザを出して下がらせる石田。しっかりとガードしてパンチを打って行く。

3R、永坂はオーソドックスにスイッチするがすぐにサウスポーへ戻す。左右フックを繰り出す永坂に石田は左ストレート。左右フックを振り回す永坂に石田は直線のワンツー、ジャブをしっかりと当てる石田。当てて離れる石田に永坂は空振りが目立つ。





