▼第9試合 K-1スーパー・ライト級 3分3R延長1R
×佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
判定0-2 ※27-28×2、28-28
〇稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン/Krushスーパー・ライト級王者)
佐々木は2008年にK-1甲子園でベスト8入り、同年5月にプロデビューし、2016年にKrushライト級王者(2度防衛)となった。2018年11月の「第3代K-1スーパー・ライト級王座決定トーナメント」では準優勝。2020年2月にはKrushスーパー・ライト級王座を奪取し、2階級制覇に成功。同王座は3度の防衛に成功して返上した。2022年9月のK-1スーパー・ライト級タイトルマッチでは王者・大和哲也に敗れて王座奪取ならず。2023年3月のRISEとの対抗戦では白鳥大珠に判定負け、6月のパコーン戦でも延長Rで判定負けと3連敗を喫したが、2024年は4月に寺島輝、9月に齋藤紘也、12月に塚本拓真に3連勝。戦績は35勝(8KO)20敗1分。
稲垣は極真空手出身で少年時代に数々の大会で優勝・入賞を果たす。中学・高校はバレーボールで全国大会に出場するなど活躍。高校卒業後に格闘技に戻ると「格闘代理戦争」出演を経て2019年9月にプロデビュー。2023年1月・4月の王座決定トーナメントを制し、第9代Krushスーパー・ライト級王者に。11月には小嶋瑠久に判定勝ちで初防衛に成功すると、2024年4月に第3代K-1ライト級王者である林健太を破る番狂わせを起こした。9月の「第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント」では決勝へ進出するもヨードクンポンに敗れた。戦績は14勝(7KO)2敗。
1R、サウスポーの稲垣は左ミドル、左ストレート。佐々木は右のカウンターを狙うが、左フックの相打ちは稲垣が打ち勝つ。稲垣は飛びヒザ蹴りを繰り出すなど技の多彩さも見せた。
2R、佐々木は右ストレートから右ミドル、稲垣はジャブと左ストレート。佐々木は蹴りを空振りしてのバックハンドブローを繰り出し、前へ出るが稲垣のワンツーの左ストレートがカウンターでヒット、ダウンを奪う。稲垣はヒザから左ショート、佐々木も左右フックで襲い掛かり、飛び込みざまの右ストレートでダウンを奪い返す。
3R、佐々木は右の蹴りを多用、稲垣はジャブからの左ストレートを打つ。佐々木がワンツーの連打も、稲垣が飛び込んでのワンツー。ジャブ、いきなりの飛びヒザに行く稲垣だが佐々木もすぐに右ストレートで襲い掛かる。ヒザを突き上げる稲垣。ワンツーの打ち合いから稲垣は首相撲で崩して打ちに行く。佐々木が右をヒットさせて試合終了。