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レポート

【K-1】金子晃大が2度ダウンを奪って防衛成功、ヨードクンポンが秒殺KOで初防衛、寺田匠がリベンジ果たし初防衛、「特技はKO」ターザンがまたも初回KO、璃久がブタザに勝つ、小田尋久はシルバに及ばず、大久保琉唯がJTTの刺客をKO「朝倉未来選手、もっと強い選手を呼んでほしい」、女子アトム級王座決定トーナメントは本命・松谷綺が優勝

2025/02/09 11:02

▼第19試合 K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ3分3R延長1R
〇ヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/王者)
KO 1R 1分25秒 ※左右フック連打
×鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/挑戦者)
※ヨードクンポンが初防衛に成功。


 ヨードクンポンはルンピニー、ラジャダムナンの2大スタジアムで活躍後、2014年からGLORYを主戦場にしてTOPKING WORLDSERIES 2018 -70kgトーナメントで優勝。2023年はタイで開催されたRWSの8名参加のウェルター級王座決定リーグ戦に出場し、ファイナルまで勝ち進んでいる。2024年9月の「第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント」に初来日すると1回戦と準決勝を左フックでKO勝ち、決勝で稲垣柊を判定に破り王座に就いた。戦績は102勝(28KO)38敗1分。身長176cm。29歳。オーソドックス。


 鈴木は2016年12月にKrushでプロデビューすると、サウスポースタイルから繰り出す左ミドル&左ストレートを武器に頭角を現し、2019年1月にKrushスーパー・ライト級王座を獲得。しかし2020年2月に佐々木大蔵にタイトルを奪われた。2023年7月のデンサヤーム戦から4連勝を飾ったが、2024年9月の「第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント」1回戦でイオヌット・ポパに出血によるレフェリーストップで敗れた。戦績は17勝(10KO)9敗1分。


 1R、サウスポーの鈴木は左ミドル、ヨードクンポンはすぐに右ローを蹴り返す。ヨードクンポンが左フックから飛び込んでいって左右連打でコーナーへ追いつめると鈴木が打ち合いに応じて左右フックの連打、ヨードクンポンの必殺の左フックで鈴木がダウンする。



 なんとか立ち上がるも鈴木のダメージは深刻。ヨードクンポンが一気に襲い掛かり、左フックから左右フックの連打で鈴木は防戦一方に。レフェリーがストップし、ヨードクンポンが秒殺KOで初防衛に成功した。


 ヨードクンポンはマイクを持つと「日本に戻ってこられて嬉しく思います。自分のテクニックを見せることが出来ました」と笑顔で語り、関係者にお礼を述べた。

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