▼第19試合 K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ3分3R延長1R
〇ヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/王者)
KO 1R 1分25秒 ※左右フック連打
×鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/挑戦者)
※ヨードクンポンが初防衛に成功。

ヨードクンポンはルンピニー、ラジャダムナンの2大スタジアムで活躍後、2014年からGLORYを主戦場にしてTOPKING WORLDSERIES 2018 -70kgトーナメントで優勝。2023年はタイで開催されたRWSの8名参加のウェルター級王座決定リーグ戦に出場し、ファイナルまで勝ち進んでいる。2024年9月の「第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント」に初来日すると1回戦と準決勝を左フックでKO勝ち、決勝で稲垣柊を判定に破り王座に就いた。戦績は102勝(28KO)38敗1分。身長176cm。29歳。オーソドックス。

鈴木は2016年12月にKrushでプロデビューすると、サウスポースタイルから繰り出す左ミドル&左ストレートを武器に頭角を現し、2019年1月にKrushスーパー・ライト級王座を獲得。しかし2020年2月に佐々木大蔵にタイトルを奪われた。2023年7月のデンサヤーム戦から4連勝を飾ったが、2024年9月の「第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント」1回戦でイオヌット・ポパに出血によるレフェリーストップで敗れた。戦績は17勝(10KO)9敗1分。

1R、サウスポーの鈴木は左ミドル、ヨードクンポンはすぐに右ローを蹴り返す。ヨードクンポンが左フックから飛び込んでいって左右連打でコーナーへ追いつめると鈴木が打ち合いに応じて左右フックの連打、ヨードクンポンの必殺の左フックで鈴木がダウンする。


なんとか立ち上がるも鈴木のダメージは深刻。ヨードクンポンが一気に襲い掛かり、左フックから左右フックの連打で鈴木は防戦一方に。レフェリーがストップし、ヨードクンポンが秒殺KOで初防衛に成功した。

ヨードクンポンはマイクを持つと「日本に戻ってこられて嬉しく思います。自分のテクニックを見せることが出来ました」と笑顔で語り、関係者にお礼を述べた。




