▼第8試合 K-1スーパー・ライト級 3分3R延長1R
×ヴィクトル・アキモフ(ロシア/Brazilian Thai)
KO 1R 2分19秒 ※3ノックダウン
〇近藤拳成(TEAM3K)

アキモフはホーストカップを主戦場に戦い、2024年3月の「K-1 WORLD MAX最強決定トーナメント」に出場。開幕戦では中島玲をバックブローでKOして、インパクトのあるフィニッシュで大会を盛り上げた。7月の準々決勝ではロマーノ・バグボードを左ボディでKO、準決勝もセルジオ・サンチェスをKO。決勝はストーヤン・コプリヴレンスキーにKO負けも準優勝に輝いている。戦績は13勝(9KO)3敗。

近藤は2016年4月にKrushでプロデビュー。同年のK-1甲子園-65kgで優勝。2020年7月に佐々木大蔵の持つKrushスーパー・ライト級王座に挑戦も判定負け。2023年3月に斉藤雄太をKO、2024年10月には元K-1ライト級王者の林健太をKOして、2連勝を飾った。戦績は8勝(5KO)5敗1分。

1R、近藤は左へ回り込んでいくアキモフの軌道を防ぐようにして動き、アキモフがラッシュをかけてくるとコーナーを背にして右ストレートのカウンター一閃、ダウンを奪う。さらに右ストレートでダウンを追加すると、最後は右ストレートからの左フックでKO勝ち。世界トーナメント準優勝をKOするという金星となった。

近藤はマイクを持つと「前回、林選手に1Rに2回ダウン取られて逆転で勝てて、あの時は近藤根性ついたと思ってもらえたと思うんですが、今回は圧倒的な強さを見せるのがテーマでやってきました。世界2位にKOで勝ったので、次Krushのタイトルマッチお願いします。弟と一緒に世界一を目指しているので、近藤兄弟の注目お願いします」とアピールした。




