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【PANCRASE】ライト級王者・雑賀ヤン坊「終わった後に“なんかPANCRASEヤベえな”と」vs. 挑戦者バルボーザ「家族や仲間も来てる。絶対に勝つ」、女子フライ級王座戦・杉山しずか「ベルトを獲るべきは私だなって」vs.和田綾音「腹を決めて進む」

2026/03/14 02:03
 2026年3月14日(土)、神奈川・横浜武道館にて『PANCRASE 361』(U-NEXT配信)が開催される。13日には下記の通り前日計量が行われている。いよいよ2026年のナンバーシリーズが開幕する。なお、当日券は前売券に引き続き「MORE TIGET」にて当日20時まで販売。スマートフォン、PCなどから24時間購入が可能。 ▼キング オブ パンクラス チャンピオンシップ ライト級 5分5R雑賀ヤン坊 達也(DOBUITA)第9代KING OF PANCRASIST 14勝6敗 70.15kgラファエル・バルボーザ(MAQUININHA DO FUTURO)3位 16勝5敗 69.9kg   2025年4月、天弥との“ライト級日本最強ストライカー対決”を制し、2度目の防衛を果たしたヤン坊。11月にはRIZIN神戸大会に参戦するも、ヌルハン・ズマガジー相手に持ち味を発揮できず敗北。急遽参戦となった大晦日の「RIZIN師走の超強者祭り」では、“ブラックパンサー”ベイノアを左ハイキックでマットに沈め、その存在感を強烈にアピールした。  そのヤン坊のベルトに挑むのは、昨年PANCRASEに初参戦を果たしたバルボーザ。粕谷優介、鈴木悠斗(25年7月スピニングチョーク)といった実力者相手に連続一本勝ちを収めている強豪。  PANCRASEでは5KOを含む6連勝と無双状態のヤン坊。松濤館空手と柔術をベースに5KO、6つの一本勝ちを誇るバルボーザ。仕留める力を持つ両雄によるライト級チャンピオンシップだ。 雑賀 ヤン坊 達也「久米さんの防衛回数に並べるように」 「どうも、ヤン坊です。なんか、ちょっと久々で緊張してるんですが、今の『Mr.PANCRASE』は自分だと思っています。この横浜ビッグマッチを最高の形で盛り上げて、KOでバシッと決めてやろうと思ってます。よろしくお願いします」 ──対戦相手のバルボーザ選手の印象と試合の展望は? 「手足が長くて身長がデカいなっていうイメージです。必殺技のダースチョークなんでちょっと嫌だなと(苦笑)。僕に勝ち方を聞かれても、皆さんもわかっていると思うんですけど(笑)、今回は一本で勝ちたいななんてちょっと思ってみたりもするんですけど……KOで勝ちます」 ──11月の『RIZIN LANDMARK 12』では ヌルハン・ズマガジーにダースチョークで敗れたが……。 「あれは(打撃が)効いてただけで、たまたまです!」 ──大晦日のRIZINでは“ブラックパンサー”ベイノア選手に2R KO勝ち。反響は? 「なんかマイクが結構良かったみたいで。 ちょっと“魂の叫び”をやらしてもらったんですけど、気に入ってもらえたみたいで嬉しいです」 ──天弥選手がRIZIN(4月12日・福岡大会)で雑賀選手が戦ったことのあるズマガジーと戦うことついて、どのように感じていますか。 「厳しい試合になると思いますけど、天弥君には勝ってほしいですね。天弥君だったら間合いに入ってバチンと決めてくれると思います。 「いや、もうそうですね、厳しい試合になると思いますけど、バシッと天弥君には勝ってほしいですね。天弥君だったら、間合いに入ってバチンと決めてくれると思ってます」 ──『Mr.PANCRASE』としてのベルトへの思いは? 「そうですね。やっぱりあの僕は久米(鷹介)さんにすごい憧れていて、久米さんが3回防衛してると思うんですけど、追いつきたいっていう気持ちもありましたし、次で僕も久米さんの防衛回数に並べるんで、そういう目標の勝負だなと思ってます。バシッと憧れの人に近づけるように防衛して、PANCRASEが日本一だっていうのを証明していきたいと思ってます」 ──となると今回も“魂の叫び”が……。 「もちろんです。『チキショー!』と叫んでやろうと思ってます」 ──あらためて強豪バルボーザ戦への覚悟を。 「外国人に結構やられてきてるんで、今回こそはい、やってやろうっていう気持ちでいっぱいです。バルボーザが勝ってきた選手とはちょっとレベルが違うので、『Mr.PANCRASE』の強さを見せてやります」 雑賀「春のビッグマッチっていうことなんで、いつも通りのことをして、会場盛り上げます。そしてビッグマッチっていうことなんで、ここにいる皆さんでPANCRASE盛り上げましょう。なんかね、嫌なニュースでSNS荒れてましたけど、そんな人たちに、PANCRASEの面白さを伝えて、終わった後に“なんかヤベえな、 面白れなPANCRASE”っていう声が聞けるよう、みんなで盛り上げていけたらと思ってます。よろしくお願いします」 バルボーザ「PANCRASEの舞台に戻ってこれてすごい嬉しく思います。今回は本当に自分の家族や仲間も来てるんで、絶対に負けられない戦いです。時が来ました。これは戦争です。組み手です」 [nextpage] 杉山しずか「常に獲得していかないと満足できない」、和田綾音「腹を決めて進んでいく」 ▼クイーン オブ パンクラス チャンピオンシップ フライ級 5分5R杉山しずか(リバーサルジム新宿Me,We)1位/第4代QUEEN OF PANCRASIST 23勝8敗1分 56.55kg和田綾音(ALIVE)2位 2勝 56.75kg→56.65kg  2025年3月渡邉史佳相手に初防衛戦に臨んだ杉山しずかは1R 右フックによるKO負け。しかし、開始早々渡邉のパンチによりダウンを喫する苦しい展開となるも、勝負を捨てることなく覚悟を決めて前に出る姿は多くのファンの記憶に刻まれた。  今回、渡邉の王座返上により、再び杉山に女王の座を掴むチャンスが巡ってきた。  対する和田は、2024年7月大会で、実績・キャリアで大きく上回るライカに勝利し、鮮烈なデビューを飾った新鋭。25年6月大会では、オノダマンとの激闘に勝利し2連勝でチャンピオンシップに駆け上がってきた。  第4代女王戴冠時に「若手の壁になる」と宣言した32戦のキャリアを持つ杉山が返り咲くのか。それとも2戦負けなしと恐れを知らない和田が3戦目でその壁を打ち破り、新女王の座を掴むのか。 杉山しずか「今の私が一番欲しい、獲るべき物はベルト」 杉山「今回はこのような試合を組んでいただき、本当に嬉しく思っています。心の準備はしっかりできているので、バチバチの試合をお見せして会場を盛り上げ、そして格闘技界に私ができることすべて、この試合で見せたいと思っています」 ──和田選手の印象と試合の展望を。 「PANCRASEはランキングがあるので、和田選手が上がってくるのはずっと見ていたんですけど、“オールラウンダー”と言われてるけど寝技が好きな選手かなと思います。腰の強さはそんなにないかなって印象ですが、映像見たところ、下からの攻めがすごく強いのでそこを気をつけなきゃなって思ってます。フィニッシュは自分が一本勝ち、もしくはパウンドアウトするつもりです」 ──渡邉史佳選手の王座返上による決定戦だったが? 「ベルトを取り返すためにはどうしたらいいだろう? っていう風にはずっと考えてたので、その段階がちょっと変わったっていう印象です」 ──RIZIN中継の解説やベストボディジャパンなど、マルチに活躍しているが、いまMMAでチャンピオンになることは人生においてどんな意味があるか? 「(コンテストで)優勝したとか、いいコメントをしたとか褒められたことって、結構忘れるんですよね。終わったことは去っていくので、あまり自分が活躍しているっていう意識は無くて、むしろできなかったことの(後悔の)方が残っていくというか。言ってもらったことよりも、何かされたことの方が人生残っていくんで、いいことも悪いことも。だから常に獲得していかないと満足できない人生だと思います。  現在必要なものというか、現在私が獲るべきものはこれで、シーズンによっては格闘技の試合がなければ、自分のアビリティ、使えるものを活かしますけど、今の私が一番欲しい、獲るべき物として(ベルトを)考えています] ──キャリアに差がある選手を迎える立場になります。正直やり辛さも? 「全然やり辛さはないです。お互い持ってるものを違うのかもしれないですけど、別にそこに有利不利がある世界じゃないから、あまり気にしてないです。ただすごく真面目な選手という風に聞いてるんで、正しい打ち込みで正しい寝技をしてくると思うので、私のようなこう勢いでっていう選手にとっては気をつけなきゃいけない選手なのかなって思います」 和田綾音「『強い人と戦いたい』から格闘技をやっている」 和田「今回、3戦目でチャンスをいただけたということで、杉山選手と会場の皆さんが楽しんでいただけるような試合をしていきたいなと考えています。今まで一本を狙っていてなかなか極まらず悔しかったので、今回は一本を狙っていきます」 ──杉山選手の印象と試合の展望を。 「杉山選手は、長い経験のある選手でオールラウンドな選手だと思います。どうせ試合するんだったら強い選手と試合したいっていう気持ちが強かったんで、今回、杉山選手と試合できるということで、嬉しく思っています。何でもできる選手だと思うんですけど、私の強みである、寝技大好きなんで、そこで一本狙っていって、会場が盛り上がるような試合がしたいなと思っています」 ──相手の杉山選手は女子格闘技界のアイコン的存在。そういった相手と王座戦を戦う意識は? 「MMAの存在を知った当初から見ていた選手なので、正直、杉山選手と試合できるチャンスをもらえたっていうのは今でもちょっと信じられない気持ちが大きいです。格闘技は最初、体力作りから入ったのですが、今続けている理由が『強い人と戦いたい』っていう理由で続けてるので、この3戦目で杉山選手と戦えるチャンスをもらえたのはすごく光栄ですし、強い選手ですけれども、ラッキーチャンスなんで、もう何が何でも食らいついていきたいなと思ってます」 ──周囲からは「早い挑戦じゃないか」という声もあると思います。それを突き破るものは? 「女子は層が薄く、私のプロデビュー戦もライカ選手でした。強い相手と当たっていくしかない場所だったので、1戦目と同じく腹を決めて進んでいくしかないと思っています」 ──出稽古も含めて、愛知での練習環境は? 「ALIVEに女子(MMA)選手はいませんが、柔術が得意な選手はいます。あと、春日井(“寒天”たけし)さんのところに女子選手がいますので、このチャンピオンシップに向けて様々な環境が整ってきたので、もう獲りに行くしかないかなっていうところです」(※日沖発のstArt JAPANでも練習) 杉山「とても楽しみに明日を待っていました。バチバチの試合をお見せします。以前(会見で)ベルトの意味について語られたんですが、それを聞いてはっきりベルトを獲るべきは私だなっていう風に確信しました。PANCRASEのためにも頑張ります」   和田「チャンピオンをかけた試合として恥ずかしくないような、ALIVEの選手として恥ずかしくないような試合をします」 [nextpage] ストロー級1位の船田電池とNEXUS王者の宮澤雄大が王座を賭けて激突 ▼キング オブ パンクラス チャンピオンシップ ストロー級 5分5R 船田電池(和術慧舟會HEARTS)1位/2024年NBT同級優勝 5勝 52.1kg宮澤雄大(RESURGO MMA)4位/Fighting NEXUS初代ストロー級王者 16勝6敗 52.25kg→52.2kg  第4代王者・黒澤亮平が返上したストロー級王座を巡り、船田と宮澤によるタイトルマッチが決定。  船田は禅道会、柔道で培った技術と無尽蔵のスタミナを武器に、デビュー以来5戦負けなしの新鋭。就職活動に専念するためにケージを離れていた学習院大学生の船田。25年4月のリトル戦の判定勝ち以来、約1年ぶりの復帰戦がチャンピオンシップとなる。  一方宮澤は、約3年ぶりのPANCRASE参戦となった25年11月大会で船田の同門・飯野タテオと対戦。積極的な仕掛けの早さと破壊力のあるパンチを武器に激闘を判定勝ち、ベストバウトに選出された。船田が勝てば、自らの社会人デビューに最高の花を添える戴冠となる。宮澤が勝利すれば、昨年12月大会でフェザー級王者に輝いた栁川唯人に続く、RESURGO勢の戴冠となる。 船田電池「5R、僕のドロドロに付き合ってもらう」 船田「昨年は就職活動で1年間試合ができなかったですが、その間もずっと練習してスタミナもつけてきました。この1年で全く新しく変わった船田電池のニュースタイルを楽しみにしてください」 ──宮澤選手の印象と試合の展望を。 「宮澤選手の印象としては、圧倒的なフィジカルと、何気に打撃も組み技もどっちもできるオールラウンドのファイターかなという印象があります。そん中で自分が勝てるところていうのは、やっぱりスタミナだと思っていて、今回、5Rっていうのがすごい楽しみで ずっとやってみたかったので、5Rドロドロの試合をして申し訳ないですけど、フィニッシュするつもりは一切ないです。もう5R、僕のドロドロに付き合ってもらおうかなと思ってます」 ──就職活動をしていつから新社会人なのでしょうか。 「就活にいったん区切りがつき、格闘技業界に馴染みのある企業で、来年の4月から働かせていただく形にはなるのですが、今年いっぱいはもうフルに格闘技ができる期間ですので、精一杯いけるところまでいきたいですし、社会人になっても続けようかなと思っています」 ──「新・船田電池」とは? 「今までは出力が低い状態で長く戦ってた感じだったんですけど、今回はもう70パーセントじゃなくて、100%の状態でずっと戦い続けるのが、新・船田電池で、より出力の上がった僕を見せられるかなと思っています」 ──似たスタイルで相手より勝っている部分は? 「自分の中では宮澤選手の印象として、強烈な右フックと、そして抜群のタックルのタイミングだと思っているんですけど、それに比べて僕が勝ってると思うのは、やっぱり際の攻防だと思っていて、際の切り返しやタックルとパンチのコンビネーションっていうのはすごく自分が得意としているところなので、そういった隙から、宮澤選手への攻略はあるのかなと考えています」 ──試合ができなかった期間のモチベーションは? 「試合したくてできなかったタイミングっていうのも何回かあったんですけど、その中でやっぱり試合のなかった期間っていうのが、刺激がなかったっていうのが一つあって、もちろん試合が決まったら、減量があったり、追い込み練習があったり、しんどいことの方が多いんですけど、やっぱり試合がない期間っていうのは本当にただ練習をして過ごすだけということで、やっぱ刺激が好きな自分にとってはすごい物足りないなって感じがあったんです。試合が公表されて減量が入るってなると、やっぱりすごい緊張とか怖さっていうのもあるんですけど、何しろ刺激というものが得られるので、それがすごい今も楽しいですし、それをモチベーションにやれています」 宮澤雄大「泥試合を凌駕するパワーとスタミナは自分の得意とするところ」 宮澤「ここまでやれることは全部やってきたので、3月14日は横浜武道館でベルトを巻けるように頑張ります」 ──船田選手の印象と試合の展望を。 「めちゃめちゃスタミナがあって、もう最初から最後までバチバチに来るような選手かなっていう印象と、本当完成されたMMAで穴も少ないなっていう印象ですね。一応、5Rしっかりやるっていうつもりで準備してきてるんですけど、隙があればしっかりフィニッシュ狙えたらなと思ってます」 ──K-PLACEから所属が変更になったのは? 「ちょっとジム内で、いろいろあったんですけど、チーム名が『RESURGO MMA』に変わっただけで、基本的に中の内容はあんまり変わっていなくて、今まで通り、しっかり練習もできたし、いい環境でやれています(※『RESURGO MMA』代表は関原翔)」 ──相手より勝っている部分は? 「本当に多分ドロドロな試合になるんじゃないかなとは思うんですけども、それを凌駕するぐらいのパワーとスタミナは自分の得意分野なので、あとはまあ一発狙えるようにしていきたいなと思ってます」 ──宮澤選手は、HEARTSの飯野タテオ選手に勝っていて、今回の船田選手が同門であることは気になりますか? 「そうですね。多分、敵討ちという意味でももう絶対倒しに来るだろうなっていうのあるんですけど、飯野選手もすごくナイスガイで最高の選手だったし、船田選手もすごいアグレッシブでいい選手なんで、もう本当、戦うのが楽しみです」 船田「まずこのタイトルマッチという舞台、いろんな人のサポートのおかげで立てています。そこにまず感謝の言葉を述べたいと思います。そしてタイトルマッチで5Rということで、僕は本当に5Rはやりたかったです。僕のドロドロの25分間に宮澤選手、付き合ってください」 [nextpage] ▼フライ級 5分3R大塚智貴(CAVE)4位 2021年NBTストロー級優勝 8勝6敗1NC 57kg猿飛流(リバーサルジム川口REDIPS)5位 第7代KING OF PANCRASIST 2019年NBT同級優勝&MVP 9勝6敗 56.95kg  2025年11月、濱田巧とのベルトを賭けた一戦で、互いに全てを出し尽くす死闘を繰り広げた大塚。5R戦い抜くも、スプリット判定負けとあと一歩のところで王座に届かなかった。  対するは、かつて頂点に君臨した元王者・猿飛流。25年7月大会では、岸田宙大の寝技を持ち前のテクニックと強靭なフィジカルで完封し、再びランキングに名を連ねた。  ノーコンテストを含むチャンピオンシップ2連戦を経験し、ファイターとしての一皮むけた印象の大塚。復帰後、着実に試合を重ねながら往年の輝きを取り戻しつつある猿飛流。頂点を見据える両者が激突する注目のランキング戦。 大塚「この試合負けた方はもう未来ないと思うんで、必ず俺は勝ってこの先に進みます。思い切り潰し合いましょう」 猿飛流「フライ級、ちょっと残念なニュースとか出ちゃいましたけど、僕と大塚選手で、PANCRASEのフライ、盛り上げるんで。これに勝った方がもうタイトルに近づくと思うんで、僕らでフライを一気にちょっと盛り上げて見せようと思うんで、注目よろしくお願いします」 [nextpage] ▼ウェルター級 5分3R内藤由良(リバーサルジム横浜グランドスラム)4位/第15代ミドル級王者 7勝2敗 77.45kgガブリエル・レーベン(X-Road)1勝3敗 77kg  デビュー以来6戦6勝5フィニッシュと圧巻の戦績でミドル級王者に登り詰めた内藤。だがその後、2024年DWCSでのアテバ・ゴーティエ戦で2R TKO負け。25年4月のゴイチ・ヤマウチ戦でウェルター級に転向も連敗を喫し、世界の壁の高さを痛感。  しかし、25年12月大会では髙橋攻誠を1R終了時 TKOの戦闘不能に追い込み、復活の狼煙を上げている。  対するは、25年4月の武者孝大郎戦以来のPANCRASE参戦となるフランス人ファイター・レーベン。鋼のような肉体と、それを操る冷静さこそ最大の武器。地元・横浜開催、UFC Fight Passの配信再開とモチベーション最高潮の内藤。一方のレーベンも生き残りを賭けてアップセットを狙う。 内藤「地元の横浜で試合ができることを嬉しく思います。自分の成長した姿を見せられるように頑張ります。対戦相手のガブリエル選手もナイスガイでいい選手だと思うので、盛ちゃん(伊藤盛一郎)と同じように、グランドスラム全員で勝ちに行きますし、何より世界に自分個人としてはまた再び、海外に挑戦できるよう、しっかり『UFC Fight Pass』で見る全世界の人たちにアピールできるよう、きっちりフィニッシュして勝ちますので、応援よろしくお願いします。  ガブリエル選手は見ての通り、すごいフィジカルで、すごい身体も引き締まっていて、まさにもうビルダーというか、身体がすごい強そうという、イメージのままの選手だと思うんで、自分もフィジカル負けしないように、対策していきたいと思います」 [nextpage] ▼バンタム級 5分3R 山木麻弥(JAPAN TOP TEAM)8位 3勝2敗 61.6kg荒田大輝(パラエストラ八王子)10位 5勝1敗 61.4kg  プロデビュー後3戦3勝3KOと、破竹の勢いでキャリアを積み上げてきた山木だが、昨年6月大会で、その後王者となる田嶋椋に初黒星を喫した。続く9月RIZIN名古屋大会では、オープニングファイトで石坂空志に判定負けと現在2連敗中。今回より所属をJAPAN TOP TEAMに移し、心機一転再起を期す。  対する荒田は、6戦を戦い敗北は山口怜臣戦でのスプリット判定のみというパラエストラ八王子期待の新鋭。昨年はギレルメ・ナカガワ、安藤武尊にリアネイキドチョークを極めるなど、決定力を武器に上昇気流に乗っている。 [nextpage] ▼ライト級 5分3R神谷大智(BRAVE GYM)9位 7勝1敗1NC 70.55kg葛西和希(マッハ道場)11勝5敗 70.55kg  神谷はデビュー以来連勝街道を突き進み、24年10月の豪州Eternal MMAではスコティッシュツイスターで1R 一本勝ちもマーク。しかし、25年5月の『ROAD TO UFC』でキム・サンウクにキャリア初黒星を喫した。  だが25年12月大会では、柔道仕込みの強烈な投げで松岡嵩志の腕を破壊し、2R TKO勝ち。再びランキング入りを果たした。  対する葛西は、キャリアの大半をPANCRASEで積み上げ、上位ランカーとしてライト級戦線を賑わせてきた葛西。破壊力抜群の打撃を武器に、2024年9月にはライト級次期挑戦者決定戦で天弥と対戦し、1R残り2秒でTKO負け。その後、25年6月にPOUNDOUTに参戦し、山本琢也に判定負けを喫した。「今年、勝負をかける」と意気込んだ2月品川大会が相手の西尾真輔の計量失格により無念の試合中止。だが今回、ビッグマッチでのランキング戦という大きなチャンスが巡ってきた。  PANCRASEライト級の頂点を狙う実力者同士によるサバイバルマッチ。 [nextpage] ▼70kg契約 5分3R透暉鷹(ISHITSUNA MMA)元フェザー&バンタム級王者 12勝4敗 69.75kgギレルメ・ナカガワ(ボンサイ柔術)3勝3敗 ※緊急参戦 69.7kg※カルロス・カヴァルカンチが欠場  カヴァルカンチに変わって緊急連続参戦するのは、2月11日の品川大会で矢澤諒を電光石火のリアネイキドチョークで仕留めたナカガワ。  3勝すべてが1R一本勝利のナカガワは、ボンンサイ柔術黒帯の極めの強さで、大舞台に挑む。バンタム級からフェザー級、そして今回はライト級でスクランブル参戦のナカガワは、増量してくる透暉鷹と相対する。  2023年12月「バンタム級王者決定戦」で河村泰博を肩固めに極め、フェザー級に続き二階級王者に輝いた透暉鷹。24年には『ROAD TO UFC』に参戦し、1回戦でキム・キュソンに判定勝ちも準決勝戦でバーエゴン・ジェライスーに判定負け。 (C)Zuffa LLC/UFC  再起を期したカリベク・アルジクル ウールとの防衛戦は、両者の負傷により延期、さらに両者計量失格による中止という波乱の結末に。今回1年7カ月ぶりの復帰戦で、急遽の対戦相手変更を受け入れ、2018年の当日計量だった全日本アマチュア修斗選手権以来のライト級でナカガワと戦う。  度重なる試練から再起を懸ける元王者・透暉鷹と、二階級王者を踏み台に一気に飛躍を狙うナカガワが激突する。 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R木下尚祐(リバーサルジム横浜グランドスラム)3位 12勝6敗1分 65.75kgシン・ジェヨン(Extream Combat/韓国)8勝4敗 65.8kg  バスケットボール出身の横浜グランドスラムの木下は、2024年のPANCRASE参戦以降、小森真誉、遠藤来生に判定勝ち。  25年7月大会では、無傷の7連勝中だった敢流との激闘を判定3-0で制して、3連勝を飾っている。その木下に用意された相手は、韓国からPANCRASE初参戦を果たすシン。 (C)HEAT×AFC  ジェヨンは、8勝のうち4つのKO勝利と1つの一本勝ちを誇るオールラウンドファイター。24年10月の『HEAT55』では岩倉優輝に3R 肩固めを極められるも、25年5月の『AFC37×HEAT56』ベトナム大会では、倉本拓也をグラウンドで圧倒し、最後は破壊力抜群のパンチからのパウンドで3R TKO勝ちを収めている。全局面で高いレベルを誇る実力者同士による注目の日韓対決。 ▼フライ級 5分3R岸田宙大(パンクラス大阪稲垣組)6位 5勝2敗 57kg眞藤源太(ボンサイ柔術)8位 7勝4敗 57.05kg  2025年7月に猿飛流に敗れたものの、12月大会で、浜本“キャット”雄大を切れ味鋭い腕十字固めで撃破し、ベストサブミッション賞を獲得した寝技のスペシャリスト・岸田。試合後にはケージ上で、2026年のベルト奪取を高らかにアピールした。  対するは、ブラジルの血を引く超攻撃型ファイター・眞藤。25年はラファエル・リベイロ、時田隆成の実力者相手に連敗したものの、所属をボンサイ柔術へと移し、2026年は巻き返しを狙う。群流割拠のフライ級ランキング上位陣に食い込むため、互いに譲れない重要な一戦。 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R 岡田拓真(リバーサルジム横浜グランドスラム)7位 5勝1敗 65.95kg清水博人(DOBUITA)11位/2025年NBT同級優勝 7勝1敗 65.75kg  デビュー3連勝中だった岡田は、2024年12月大会で敢流に敗れ、キャリア初黒星を喫した。その悔しさを糧に奮起した昨年、中村晃司、石田陸也をパウンドで仕留め2連勝を飾っている。  清水は、25年のNBTで、一回戦・二回戦でベストKO、準決勝戦ではベストバウトを獲得。決勝は対戦相手の負傷により不戦となったものの、11月に代替試合として用意されたランカー・糸川義人戦でもKO勝利を収め、ベストバウトを獲得するなど快進撃を続けている。殺傷能力の高い打撃を武器とする両者によるランキング戦。 [nextpage] ▼フライ級 5分3R 菅 歩夢(THE BLACKBELT JAPAN))12位/2023年NBTバンタム級優勝&MVP 5勝1敗 57.05kg谷村泰嘉(空手道禅道会総本部TEAM TIGER)4勝2敗 56.9kg  2025年12月ONEでの2勝1敗を含む7勝1敗の好戦績を引っ提げ、PANCRASE初参戦を果たしたクーパー・ロイヤル相手に、終始試合をコントロールして完封勝利を収めた菅。  一方の谷村は、25年5月の大阪大会で約3年ぶり復帰戦に臨み、上位ランカー・秋葉太樹と対戦。判定で敗れたものの、最終ラウンドではあと一歩でフィニッシュに迫る場面を作り出し、その存在感を強く示した。将来のフライ級タイトル争いに名を連ねるであろう若手実力同士による、熾烈なサバイバルマッチ。 [nextpage] ▼ミドル級 5分3R平田 旭(和術慧舟會IggyHandsGym)2位/2025年NBT同級優勝 2勝2敗 83.8kg林 源平(move)第15代ウェルター級KING OF PANCRASIST 13勝13敗1分 84.1kg  2025年、破壊力抜群のパンチで岡村寿紀、長岡弘樹を粉砕し、その存在感を一気に高めた平田。勢いそのままに臨んだ9月のコシム・サルドロフ戦では、強烈のスラムとパウンドを浴びTKO負けを喫した。  一方、昨年7月、約1年7カ月ぶりにPANCRASE参戦を果たした第15代ウェルター級王者・林。得意の打撃で活路を見出そうとするも、佐藤龍汰朗にグラウンドで主導権を握られ判定負け。王者・サルドロフが圧倒的な強さを誇る現在のミドル級戦線において、再起を果たし浮上するのは? [nextpage] ▼ストロー級 5分3Rリトル(HIDE'S KICK!)2位 12勝14敗1分1NC 52.5kg佐々木瞬真(THE BLACKBELT JAPAN)7位 3勝1敗 52.55kg  2014年からPANCRASEで戦い続ける会社経営者ファイター・リトル。25年4月大会では、今大会でチャンピオンシップに臨む船田電池に判定負けを喫したものの、40歳を迎えた現在も持前のガッツを武器に第一線で戦い続けている。  対するは、現在3連勝と勢いに乗る20歳の新鋭・佐々木。25年11月大会では、野田遼介を1R パウンドで沈め、ランキング入りを果たした。同門の黒澤亮平が返上したベルトを狙うルーキーが一気にタイトル戦線へと駆け上がるのか。それともキャリアに勝るベテラン・リトルが若手の野望を打ち砕くのか。
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