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レポート

【K-1】武尊が那須川天心の目の前で宿敵レオナ・ペタスをKO、カリミアンはKOリベンジで王座返り咲き、京太郎復帰はKOで

2021/03/28 12:03

▼第3試合 スーパーファイト 女子-46kg契約 3分3R延長1R
〇MIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/初代SB日本女子ミニマム級王者)
判定3-0 ※30-26×2、30-25
×山田真子(KINGS/元J-GIRLSアトム級王者、元プロボクシングWBO女子世界ミニフライ級王者)


 MIOは元シュートボクシング日本女子ミニマム級王者で、シュートボクシング女子軽量級のエースとして活躍したが、2019年7月に突如シュートボクシングからの引退を発表。同年8月24日にK-1電撃参戦を表明し、2020年9月のK-1大阪大会でK-1デビュー戦を行ったが、高梨knuckle美穂に判定3-0で敗れた。


 山田は姉の紗暉と共に幼き頃から格闘技に打ち込み、空手、テコンドー、キックボクシングなどのアマチュア大会で活躍。2010年5月にJ-GIRLSでプロデビューすると、同年12月にLittle Tigerを破りJ-GIRLSアトム級王座に就いた。2012年3月にはプロボクサーに転向し、2014年2月には韓国でWBO女子世界ミニフライ級王座を奪取。2014年5月、所属ジムとのトラブルから現役を引退。キックボクシング6勝無敗2分、ボクシング7勝(2KO)無敗とパーフェクトレコードを残す。


 その後、2014年12月にキックボクシングの試合、2018年11月には元OPBF東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者・高野人母美と事実上無差別級のボクシングルールで対戦し、6回判定勝ち。2019年11月にはKrushに初参戦してMOEから勝利を収め、2020年11月のK-1福岡大会でも優に判定勝ち。ボクシングとキックボクシングを通じて17戦無敗という記録を打ち立てている。


 MIOはこれまでの黄色ではなく黒の新コスチューム。1R、序盤からコンビネーションを回転させるMIOが山田の右前蹴りに合わせての右ストレートでダウンを奪う。山田は右ロー、前蹴りで一度距離をとる。MIOは右ローを蹴りつつ、左フックからの右ストレートへつなぐ。


 2R、MIOは右ローを蹴りつつ、山田のジャブに右クロスを合わせる。山田が飛び込んでの左フックダブルを打った時、MIOは空振りさせてのカウンターの右フックでダウンを奪う。


 3R、山田がワンツーで前へ出る。飛び込んでの攻撃を何度も見せるが、MIOはジャブを突いて山田のジャブに右を合わせる。自信の表れか右のクロスを思い切り打つMIO。試合終了間際にもその右クロスを強くヒットさせて試合を終えた。


 MIOが大差の判定でK-1初勝利。山田にプロ初黒星を付けた。

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