▼第11試合 スーパーファイト K-1ライト級 3分3R延長1R
×篠原悠人(DURGA/第6代Krushスーパー・ライト級王者)
判定1-2 ※29-30、30-29、29-30
〇西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第8代Krushスーパー・フェザー級王者)
篠原は高校生時代にK-1甲子園2015 -65kgで優勝し、2016年4月にK-1初参戦。2018年K-1ライト級世界最強決定トーナメントでは1回戦でゴンナパーをKOする大番狂わせを起こして3位になり、2018年8月にはKrushスーパー・ライト級王座に就いた。同王座は返上してライト級に本格転向し、今年6月ゴンナパー・ウィラサクレックが保持するKrushライト級王座に挑んだが判定で敗れ王座奪取ならず。9月のK-1大阪大会でも卜部功也に敗れて連敗中。戦績は13勝(6KO)5敗。
西京はK-1甲子園2016 -60kgで優勝し、2017年4月にプロデビュー。4戦目でレオナ・ペタスに判定で敗れたが、2019年3月にわずか7戦目にして島野浩太朗を破り、18歳で第8代Krushスーパー・フェザー級王座に就いた。しかし、同年9月の初防衛戦で再びレオナに敗れて王座を失い、2020年9月の再起戦でも横山朋哉に敗れて同じく連敗中。今回からライト級に階級を上げる。戦績は6勝(2KO)3敗。
1R、西京は右ローを何度も蹴りに行き、右カーフを蹴ると篠原も右カーフを蹴り返す。お互いにカーフを蹴り、篠原は西京がローを蹴ると右フックを合わせに行く。両者前後のステップを踏み、篠原は飛び込んでの左フックを見せる。
2Rも両者右ローを蹴り合い、篠原がワンツーで飛び込んだところへ西京が右を合わせに行くが、篠原は寸前のところでかわす。やや見合いが多くなる中、篠原は左フックからの右ストレート。西京は額から流血が見られる。
3Rも西京はしつこく右ローを蹴る。前に出る西京へ左を合わせに行くが、西京も防御。右の打ち合い、左フックの交錯などお互いのやりたいことが似ている両者。ややヒット数で上回った西京が判定2-1で接戦を制した。