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レポート

【K-1】武尊が那須川天心の目の前で宿敵レオナ・ペタスをKO、カリミアンはKOリベンジで王座返り咲き、京太郎復帰はKOで

2021/03/28 12:03

▼第6試合 スーパーファイト 73kg契約 3分3R延長1R
〇MIKE JOE(BATTLE FIELD/TEAM J.S.A/Bigbangスーパー・ウェルター級王者)
KO 2R 0分45秒 ※右フック
×EITO (Respect All Fear None)


 JOEはアマチュアボクシングからキックボクシングに転向し、MMAにも挑戦した184cmの長身選手。2020年8月のKrushに初参戦すると、藤村大輔を相手に独特な柔らかい動きでパンチをかわし、右のストレート&フックをヒットさせての判定勝ち。しかし、12月の『スーパービッグバン』では神保克哉に判定で敗れている。戦績は7勝(2KO)4敗4分。


 当初JOEは木村“フィリップ”ミノルとの対戦が決まっていたが、木村が練習中に右手中指の伸筋腱脱臼の怪我を負い、全治2カ月と診断されたため欠場。急なオファーでビッグイベントへの出場が決まったEITOは2勝(2KO)1敗の戦績を持つ25歳。


 1R、序盤から前に出るJOE。ジャブ、右ストレート、そしてヒザ蹴り。右の強烈なロングフックをクリーンヒットさせ、ラッシュの中でもう一度右ロングをヒットさせるJOE。グラついたEITOだが持ちこたえ、打ち返すが右ストレートでダウンを奪われる。


 2R、両腕ブロックでEITOのパンチを巧みにブロック、右フックをクリーンヒットさせるJOE。そこから右を連打していき、右フックでEITOが崩れ落ちる。ここでストップ。JOEが鮮やかなKO勝ちを飾った。


 JOEはマイクを持つと「K-1初めての舞台で凄く気持ちいいです。今回相手変わったんですけれど急なオファーにも関わらず受けてくれたEITO選手ありがとうございます。男だったら、あそこまで役者気取ったらやりたいよね。やりたいっすね、。本当にやりたいんだよね。フィリピンの血が入ってるから強いんですよ。大和魂持っています」と、木村と戦いたいとアピールした。

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