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レポート

【K-1】武尊が那須川天心の目の前で宿敵レオナ・ペタスをKO、カリミアンはKOリベンジで王座返り咲き、京太郎復帰はKOで

2021/03/28 12:03

▼第2試合 スーパーファイト K-1ウェルター級 3分3R延長1R
×海斗(ポゴナ・クラブジム)
KO 3R 2分30秒 ※右フック
〇寧仁太・アリ(K-1ジム総本部チームペガサス/第25回K-1アマチュアAクラス -70kg優勝)


 海斗は『THE OUTSIDER』を経て2017年10月にKrushデビュー。強靭なフィジカルの強さを活かした攻撃力を誇り、戦績は8勝(6KO)4敗。3月の「第3代K-1スーパー・ウェルター級王者決定トーナメント」に出場したが木村“フィリップ”ミノルの剛腕の前にマットに沈み、前戦の8月には「第7代Krushウェルター級王座決定トーナメント」で近藤魁成にKO負けと連敗。再起を懸ける。


 寧仁太は184cmの長身を誇り、第25回K-1アマチュアAクラス -70kg優勝。戦績は3勝(3KO)無敗とFUMIYAと同じく勝利は全てKOで飾っている。


 1R、サウスポーの海斗は左の蹴りと左ストレート。寧仁太は右インローを狙い撃ち。海斗は寧仁太にロープを背負わせての左フックを見舞う。


 2Rも寧仁太は右インローを狙い撃ち。右ローも蹴る。パンチを繰り出す海斗だが、徐々に手数が減り前へ出られなくなる。


 3R、寧仁太は左ローからジャンプしての右ハイを繰り出すがこれは不発。左右フックで前へ出る海斗に寧仁太はヒザ蹴りを突き刺し、海斗も打ち返す。寧仁太は右飛びヒザ蹴りで海斗をグラつかせ、右フック、バックブローと畳みかける。海斗は苦しそうな表情を浮かべるが左右フックを打ち返す。寧仁太の飛びヒザで海斗は左目上から流血。そこへ寧仁太が右ハイキック。


 蹴り足を受け止めた海斗だがそのままダウン。立ち上がると左右フックで逆襲する海斗だが、寧仁太の右飛びヒザ蹴りからの右フックで大の字に。KO勝ちした寧仁太も大の字になって喜んだ。


 スペシャルラウンドガールの“令和のグラビアクイーン”石田桃香にKOボーナスを渡されると、寧仁太は嬉し涙。「絶対に勝ちたいと思ったし、怖かったし、でもずっと頑張って戦いました。ジムの先輩方、後輩とか、(梶原)龍児さんとか地元の仲間とか本当に自分は恵まれているなと思います。もっと強くなります」とアピールした。

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