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レポート

【K-1】武尊が那須川天心の目の前で宿敵レオナ・ペタスをKO、カリミアンはKOリベンジで王座返り咲き、京太郎復帰はKOで

2021/03/28 12:03

▼第15試合 スーパーファイト K-1スーパー・ウェルター級 3分3R延長1R
〇城戸康裕(谷山ジム/第2代Krushスーパー・ウェルター級王者)
KO 2R 2分47秒 ※3ノックダウン
×松下大紀(BELIEVE MAN)


 今回が77戦目となる城戸は37歳の大ベテラン。2019年3月のK-1ウェルター級タイトルマッチでは敗れたが、元々の階級であるスーパー・ウェルター級に復帰すると連続KO勝ち。しかし、今年3月の「K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」では準決勝で若い和島大海に判定で敗れた。8月29日にモデルの平木愛美と結婚したことを発表し、新婚第一戦となった11月の『スーパービッグバン』では藤村大輔から判定2-0で勝利を収めた。戦績は51勝(23KO) 24敗1分。


 松下はスーパー・ライト級で戦い、2019年1月には鈴木勇人と第7代Krushスーパー・ライト級王座決定戦を争ったが、その試合を最後に一気に2階級上げてのスーパー・ウェルター級に転向。その第1戦では1月にEITOを初回KOに降した。戦績は10勝(8KO)5敗1分。


 1R、城戸は左右に構えを変えながら前手を伸ばした構え。前に出る松下のパワーに城戸はバランスを崩す。城戸は松下のミドルをスネでカット。逆に城戸は左ミドルを蹴る。松下が飛び込んでの右ストレートがよく伸び、まともにもらった城戸が続く左フックでダウン。大ピンチを迎えた城戸に松下がラッシュ。城戸も左フックを打ち返す。

 2R、城戸は左ミドルで距離を取るが、松下が左右フックで詰めていく。足を止めての打ち合いになると、右フックでダウンを奪ったのは城戸の方。さらにラッシュをかけて左右フックを打つ城戸。右ストレートで前に出た松下に城戸が右フックで2度目のダウンを奪う。

 前に出てパンチをまとめる城戸。松下も前蹴りで距離を取ろうとするが、下がったところへ城戸が右フックをヒットさせ、逆転KO勝利。城戸はコーナーへ登って勝利をアピールした。


 大はしゃぎする城戸はマイクを持ち「あぶねえ。効いちゃったよね。もう周り大丈夫だ、平気だって城戸のエゴが出ちゃいました。何を言うか忘れてしまいました。帰りまーす。きーちゃん来年40歳、まだまだ頑張るからね」と、まだまだ現役で頑張り続けると語った。

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