▼第9試合 スーパーファイト K-1スーパー・バンタム級 3分3R延長1R
〇金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/第3代Krushバンタム級王者)
TKO 3R 2分37秒 ※セコンドからのタオル投入
×鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第6代Bigbangスーパー・バンタム級王者)
金子は第2回K-1アマチュア全日本大会チャレンジAクラス-55kgで優勝し、2006年9月にKrushでプロデビュー。9連勝を飾っていたが、前回2020年3月に玖村 将史に判定で敗れ初黒星。今回が再起戦となる。戦績は9勝(4KO)1敗。
岡山県出身の鬼山はKrushで連続KO勝利を飾っている注目の新鋭で戦績は3勝(2KO)1敗。「鬼に育てられた桃太郎」というキャラクター設定なのだという。2020年11月の『Super Bigbang』にてMA日本キックボクシング連盟スーパーバンタム級王者・戸井田大輝(戸井田ジム)を破りBigbangスーパーバンタム級王者となった。戦績は4勝(2KO)1敗。
1R、金子が右ストレートを打ち抜いてダウンを奪う。前に出る鬼山は左右のフック。金子はジャブを突き、右ストレートと右ロー。左ボディは打ち合う。ジャブと右ローで自分の距離を作る金子だが、鬼山は前へ出る。
2R、アグレッシブさを増す金子はジャブ、右ストレート、ヒザ蹴りを打ち込み、鬼山のパンチはかわす。右ロー、左ボディも打つ金子。外側から来る鬼山の攻撃に対し、金子は内側からの攻撃が目立つ。鬼山のフックはスリッピングアウェー。金子は左インローの3連打。
3Rも金子は前に出てくる鬼山に右ロー、ジャブ、ヒザ蹴りと攻撃を命中。左フックから右フック、さらに左フックで鬼山が棒立ちとなり、ダウンを取られる。そして金子が右ストレートを打ち込んだところで、鬼山のセコンドからタオルが舞った。
復活勝利を収めた金子は「今スーパー・バンタムの王座空位なので、僕がそこ獲ろうと思っているので早く挑戦させてください」と、K-1スーパー・バンタム級王座獲りを宣言した。