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レポート

【K-1】武尊が那須川天心の目の前で宿敵レオナ・ペタスをKO、カリミアンはKOリベンジで王座返り咲き、京太郎復帰はKOで

2021/03/28 12:03

▼第1試合 スーパーファイト K-1ライト級 3分3R延長1R
×弘輝(team ALL-WIN)
KO 1R 2分22秒 ※3ノックダウン
〇龍華(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)


 弘輝は2020年6月にKrush初参戦を果たしたサウスポーで、初陣ではSEIYAを3Rでマットに沈めた。しかし、9月の朝久泰央では1Rに飛びヒザ蹴りでダウンを奪うも、2Rにハイキックで壮絶な逆転KO負けを喫した。戦績は6勝(5KO)2敗1分。


 龍華は2018年11月にプロデビュー。K-1甲子園では2018年こそ準優勝に終わったものの、2019・2020と-65kg級で史上2人目の連覇を達成した。2020年11月には志村力輝を初回でKOし、プロでは現在6連勝中。戦績は6勝(3KO)1敗。多彩な蹴り技を持つ。


 両者サウスポー。1R序盤から弘輝がアグレッシブに左右フックで前へ出る。。しかし龍華が左のカウンターを入れてグラつかせ、左右フックの連打で棒立ちにさせてダウンを奪う。ロープに詰めて連打する龍華に弘輝も打ち返すが、バランスを崩して2度目のダウン。龍華がコーナーへ詰めての連打で一方的な展開となり、龍華がKO勝ち。観客に火をつけた。龍華はこれで7連勝。


 龍華はマイクを持ち、「昨日の会見でも1試合目からいい試合をして盛り上げると言ったんですが、盛り上がったんじゃないですか。Krushのベルトを狙っているのでぜひ挑戦させてください」とKrush王座への挑戦を笑顔でアピールした。


 なお、この試合では“令和のグラビアクイーン”石田桃香がスペシャルラウンドガールを務めるはずだったが、1R決着となったため第2試合に登場は持ち越しとなった。

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▼プレリミナリーファイト第5試合 K-1フェザー級 3分3R

×倉崎昌史(GET OVER)
KO 2R 1分37秒 ※左フック
〇髙橋直輝(若獅子会館/ACCELバンタム級初代王者)


 倉崎はこれが引退試合。パワフルな左右フックを打つ高橋に、倉崎はスピードのある手数で対抗。2R、ジャブからの右ロングフックでダウンを奪った高橋は、打ち合いにもっていって右フックからの左フックで2度目のダウンを追加。倉崎は立ち上がるもレフェリーがストップ。高橋の豪快なKO勝ちとなった。

▼プレリミナリーファイト第4試合 K-1スーパー・フェザー級 3分3R
〇提髪和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1カレッジ2018 -60kg優勝)
判定3-0 ※29-26×3
×児玉兼慎(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)


 1R、提髪が左フックからの右フックで早速ダウンを奪う。蹴りをしっかり織り交ぜながら右ストレートを狙う提髪。児玉も右ストレートを打ち返す。2Rには至近距離の打ち合いで提髪が右アッパーからの左フックでダウンを追加。至近距離で激しく打ち合う両者。3Rも両者の強打が交錯し、児玉がクリーンヒットを奪うがダウンには至らず、提髪が判定勝ちした。

▼プレリミナリーファイト第3試合 K-1スーパー・ライト級 3分3R
〇稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン)
不戦勝
×清水卓馬(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)
※清水は脱水症状で計量をパスできず、稲垣は計量をパスしていたため稲垣の不戦勝に。

▼プレリミナリーファイト第2試合 K-1女子ミニマム級 2分3R
×ケイト・ウィラサクレック(WSRフェアテックス三ノ輪)
判定3-0 ※30-26、30-25×2
〇美伶(WARRIOR OSAKA/第8回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジBクラス 女子-50kg優勝)


 ワンツーで前に出てヒザ蹴りにつなげるケイトに美伶は左右ロングフックと右ローで応戦。ケイトは被弾が目立つ。2R、ケイトの左ローに美伶が右フックを合わせてダウンを奪う。3R、前に出るケイトだが今度は右ローを蹴ったところに右フックをもらってダウン。左のガードが低いところを狙われるケイト。前に出てパンチを連打するも美伶が大差の判定勝ち。

▼プレリミナリーファイト第1試合 K-1ライト級 3分3R
×羽鳥 仁(TEAM BIRD)
KO 1R 1分19秒 ※右フック
〇鈴木孝司(K-1ジム五反田チームキングス/第17回K-1アマチュア チャレンジAクラス -65kg優勝)


 1Rに鈴木がヒザからのワンツーでダウンを奪い、左右フックで畳みかける。羽鳥も打ち合うが右フックで2度目のダウン。レフェリーがストップし、鈴木がKO勝ちで大会の幕を開けた。

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