▼第8試合 スーパーファイト K-1ウェルター級 3分3R延長1R
〇島野浩太朗(菅原道場/第7代Krushスーパー・フェザー級王者)
判定3-0 ※30-28、30-27×2
×三輪裕樹(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
島野はMA日本キックボクシング連盟をホームリングに、2011年からK-1 JAPAN GROUPに参戦。強打を武器にトップ戦線で活躍し、北井智大、レオナ・ペタスらをKOし、皇治、卜部功也、卜部弘嵩らトップファイターたちと拳を交えてきた。2018年6月に郷州征宜を破り第7代Krushスーパー・フェザー級王座に就くと、同年12月に大岩龍矢を退けて初防衛に成功。しかし、2019年3月の2度目の防衛戦で西京佑馬に敗れ、ベルトを失った。前戦は2020年12月、芦澤竜誠にKOで敗れている。戦績は25勝(15KO)14敗。
三輪は2014年1月にKrush初参戦。2017年からはK-1 GYM SAGAMI-ONO KREST所属としてキャリアを重ね、2020年12月のKrush後楽園大会ではパンチ&ローで前へ出続けるタフファイトで伊藤健人から延長戦で勝利を収めた。今回がK-1初参戦となる28歳で戦績は8勝(3KO)13敗2分。
1R、三輪は突進して右ロー、右カーフを蹴るが、島野は前へ出てくるところに左右フック、アッパー、ストレート、ヒザ蹴りと面白いように攻撃を当てる。
2R、三輪は得意の右ローを蹴りながら前へ出る。島野は得意の左ボディを打ち、前に出てくる三輪に左フック、右ストレートを打つ。それでも前に出る三輪を島野は両手で押し返し、パンチとローを打ち込む。さらに左ボディブロー。ラウンド終了間際に三輪が右カーフキックで島野をグラつかせる。
3Rも右ローを蹴って前に出てくる三輪に島野は左右の連打で応戦。ロープへ詰めるとヒザ蹴り。連打からの左ボディ、そしてヒザ蹴り。三輪は右カーフを蹴るが、島野の手数に押される場面が目立った。