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レポート

【K-1】武尊が那須川天心の目の前で宿敵レオナ・ペタスをKO、カリミアンはKOリベンジで王座返り咲き、京太郎復帰はKOで

2021/03/28 12:03

▼第7試合 スーパーファイト K-1スーパー・ウェルター級 3分3R延長1R
×小鉄(K-1ジム琉球チーム琉神)
KO 1R 2分21秒 ※右ヒザ蹴り
〇アビラル・ヒマラヤン・チーター(志村道場/第4代HEATミドル級王者)

 K-1ジム琉球チーム琉神の代表である小鉄は2008年にプロデビューし、14勝(9KO)16敗の戦績を持つベテラン選手。2020年11月の福岡大会では絢太を右フックでKOした。

 アビラルは2016年1月に来日し、4月からキックボクシングを始めてキャリアは4年。2020年1月にHEATミドル級王座を獲得し、9月には初防衛にも成功している。12月のK-1両国大会で初参戦を果たすと、1Rに木村“フィリップ”ミノルから打ち下ろしの右でダウンを奪い、2Rに逆転TKO負けを喫したものの大きなインパクトを残した。戦績は9勝(8KO)2敗。


 1R、アビラルは右カーフキックを狙い撃ちし、左フック、右ストレートにつなぐ。小鉄は右ローを蹴り返し、独特な小走りするかのように入って打つ右フック。アビラルは左右のストレートを出しながら前へ出て、右ストレートでダウンを奪う。立ち上がった小鉄へアッパー気味の左ストレート、そして左のヒザを顔面へ突き上げてアビラルが圧倒KO勝利を収めた。


 アビラルはマイクを持つと「皆さんお待たせしました、これが俺のKOショーです。マジで本当にサイコー。皆さんに言いたいことがあります。前回木村戦の時、僕、肋骨が折れとって練習も追い込みなしで体重だけ落としてそれで試合してあそこまでいきました。ノーダメージで試合をするとこんな感じです。もう本当に誰が相手でも今日みたいなKOショーを見せるので、皆さんほとんど再戦みたいと思うので、僕もよければ再戦したいので木村選手。いま僕K-1のベルトだけ出来るだけ早めに欲しいです」と、流ちょうな日本語で木村とのタイトルマッチでの再戦をアピールした。

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