2026年5月31日(日)東京・後楽園ホールで開催された『K-1 REVENGE 2026』。
K-1スーパー・バンタム級で、乙津陸(KNOCK OUTクロスポイント大泉)に完封勝利した璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)、藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)に1R51秒でKO勝ちした池田幸司(ReBORN経堂)が、それぞれ試合後インタビューに答えた。
両者とも不動のK-1スーパー・バンタム級王者・金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)への挑戦を口にしており、璃明武は次期挑戦者にふさわしいのは「自分しかいない」とするが、池田は璃明武との挑戦者決定戦を提案。
須藤元気K-1プロデューサーは、金子への次期挑戦者について「今回で爪痕を残したのはどっちかって言ったら、やはり池田(幸司)になると思うんですよね。そういった意味では、ちょっと考えどころだなっていうところはあります」と、璃明武がこのまま挑戦するのはどうかとの見解を示している。
璃明武は2022年2月(KO負け)と2024年9月(判定負け)の2度金子と対戦し、池田も2025年5月(判定勝ち)と2025年9月(判定負け)の2度金子と対戦している。3度目の対決を実現させるのは璃明武か、池田か。
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璃明武、金子との3度目は「今なら勝負論ある」
――試合を終えての率直な感想をお願いします。
「まだ見直してないので分からないですけれど、完封できたのかなって思います」
――試合前に想定していた展開と実際の展開で違ったなみたいな点はありますか?
「乙津選手ってKNOCK OUTでこの間までチャンピオンだった選手で、強敵なのは分かってたんですけれど、自分の見てるところは全然ここじゃないので。金子選手とやるつもりで今回も仕上げてたので、油断みたいなのは絶対ダメなんですけれど、気をつけないといけないところは意識したんですけれど自分を高める期間をずっと過ごしてたので、特にって感じですね」
――戦ってみて本当に想定通りだった?
「自分は技術を見せるファイターなんですけれど、KOはもちろん出来るならしたいので最後狙ったんですが、1・2Rは自分が取ったと思ったので、相手は来るから来たとこに合わせて倒そうかなと思ったら来なかったので。そんな感じかってところなんですけれど。でも全然相手もね、元々強い選手と分かってたので、それに明確な差で、自分の実力を見せられた試合になったのかなって思います」
――試合で一番手応えを感じたポイント、ここが勝因だったなみたいなところは?
「勝ったから言えるんですけれど、勝つのはもう当たり前なので、しっかり自分の動きを見せるっていうのを目標にやってたので、自分はもうK-1チャンピオンの金子選手しか見てないので、そこに向けて。顔もほぼもらってないと思うし、怪我もないので、1日2日ぐらい休んで、またすぐ金子戦に向けて仕上げようかなって感じです」
――改めて今後の展望だったり次に戦いたい選手を教えてください。
「元々、大久保選手と金子選手と自分だったんですけれど、大久保選手は多分階級を上げてフェザー級で獲ると思うので、金子選手と出来るのは自分しかいないのはもう確実だと思う。今回も金子選手とやるつもりで仕上げていて、金子選手にはならなかったですけれど、次は金子選手しかいないと思うので。しっかりタイトルマッチへ向けて今日からっていうか、この後映像を見直して修正して、もっと進化していかないとなって思います」
――璃明武選手の前に試合をやった池田選手が。次は俺と璃明武選手が戦って勝った方が金子選手でいいんじゃないかという話をしてたんですけれど。
「絶対ないです。彼は3連敗ぐらいしてましたよね。池田選手は人間的には好きな選手なんですけれど、実力っていうか立ち位置は違うので。彼も必死だと思うので(喋りを)頑張ると思いますけれど、論外です」
――池田選手がその時に言ったコメントっていうのが、璃明武選手は2R行ってるんだ、ダメだなみたいな話をしてたんですけれど。
「ご勝手にどうぞって感じで。やってるレベルが違うので(笑)。計量の時に赤コーナー側だったので、自分たちプロでやってるので普通に世間話で会話はしたんですけれど。いい人だと思うんですけれどレベルは違うので。自分がK-1チャンプになって、彼が上がってきてくれれば全然やりますよっていうぐらいな感じです。自分は今、狙ってところがあるので。彼も必死だと思うので、自分も必死ですけれど、まあ頑張ってくださいって感じです」
――金子選手と戦ったら現時点でも自分の中では勝てるっていう自信が?
「金子選手は認めているっていうか、もちろん自分も負けてるので強い選手なんですけれど、自信はありますし、今なら勝負論あるんじゃないですかね。周りの意見とか分からないですけれど、多分いま自分と金子選手が決まったら勝負論がある面白い試合っていうか。今K-1は凄い盛り上っていると思うんですけれど、その中でもハイレベルな最高峰のタイトルマッチにしたいと思っています。
上の階級はいま外国人が良いじゃないですか。なので軽い階級は自分たち日本人が盛り上げていきたいっていう気持ちもあるので。自分もK-1でデビューしてずっとK-1にいるのでK-1愛はあると思うので、しっかり自分がチャンピオンになって70kgとか盛り上がっている中で、55kgもまた盛り上げていきたいっていうか自分の時代にしていきたいと思ってるので、今後期待してくださいって感じです」
――最後にファンへメッセージを。
「今日もたくさんの方が会場に来てくれて、いつもたくさんの方に応援してもらって、試合が出来ているので本当に感謝しています。自分はずっと言ってるんですけれど、次はもうK-1タイトルマッチしかないと思うので、必ず次K-1チャンピオンになるところを見せるので期待しててください。これからも応援よろしくお願いします」
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池田「やっぱり俺はヒザだなと思って」
――試合を終えての率直な感想をお願いします。
「金子戦のタイトルマッチから3連敗して、本当にいろいろな人を失望させてしまって、自分の価値を下げ続けて、自分も自信がなくなってきてる中で、それでも諦めずに自分を信じて、もう1回這い上がれるって信じて1 日1日毎日やることをやってきたおかげで今日、藤田選手っていう強い選手にKO勝ち出来たことを凄く嬉しく思っています」
――戦う前と戦った後で印象の違いなどはありましたでしょうか?
「3年ぐらい前にやってるので印象はあったんですけれど、その通りな感じでしたね」
――第1R最初のダウンを奪った時の心境はいかがでしたか?
「めちゃめちゃ嬉しかったですね。ここで勝たなかったら本当に引退を考えないといけないかなと思ってたぐらいだったので。まだ大好きな格闘技を続けられるんだと思って。また上を目指せるんだと思って凄く嬉しかったです」
――1年ぶりの勝利となりましたが、今大会のテーマとなるリベンジと合わせてどのようなお気持ちでしょうか?
「自分にリベンジ出来たので最高の気分です」
――ダウンを取ってから最後までKOで勝ち切れた要因というのはいかがでしたか?
「毎日倒す練習をしてきたので、気負わずに練習通り動けば、自ずとKO勝ち出来ると思っていたので、その通り攻めました」
――ヒザ蹴りは一発目が効いたからそこから行ったのか、それとも最初から狙ってのか?
「今回はヒザ地獄を見せてやろうかと思って。ヒザの池田だなと思って。ヒザを最近ちょっと忘れてたので、やっぱり俺はヒザだなと思って最近練習してたので今回はヒザが作戦でした」
――それは相手のファイトスタイルとか構えにヒザが有効ということではなく、自分の得意技を活かそうと?。
「そうですね。ヒザで作る選手って今K-1にあまりいなくなってきてるので、僕の体格的にもヒザが有効なスタイルなのでもっと自分らしさ、違ったところを出していこうかなと思って今積み重ねています」
――そのヒザのスタイルを忘れていたっていうのは、金子選手との試合でパンチで倒したことがそこに繋がっている?
「やっぱりそれはありますね。パンチで倒した。金子選手と負けちゃったんですけれど、いい感じに打ち合えたっていうのが自信になっちゃったりして、僕もパンチばかりになってしまったので。それだったら他の選手と変わらねえなと思って。だったら俺は違うことしようと思って、もっといろんな技を増やしていきたいと思います」
――今日勝ったことで、金子選手との3度目も視界に入ってきた?
「いや、もう決定でしょう(笑)」
――いま璃明武選手やってます?(とモニターを見る)
「璃明武選手が勝ったら璃明武選手にリベンジさせてもらって、勝った方が金子選手でいいんじゃないですか。そのぐらいの試合はしたと思うので。今何ラウンドですか? 2R行ってるって甘いっすよ。璃明武甘いっす(笑)。どうなるか分からないですけれどね」
――最後にファンへメッセージを。
「池田幸司これからなので、まだまだ這い上がるところを応援よろしくお願いします」