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レポート

【K-1】黒田斗真が石井一成との延長戦死闘を制して優勝、KANAがKO圧勝、金子晃大もKO、玖村将史が鮮やかKO勝ちでゆうちゃみ祝福、初来日ラテスクがサッタリを衝撃KO、ジョムトーンがまたも圧巻のKO

2022/12/03 13:12

▼第15試合 スーパーファイト K-1スーパー・フェザー級 3分3R延長1R
○江川優生(POWER OF DREAM/第3代K-1 WORLD GPフェザー級王者)
KO 1R 1分58秒 ※右フック
×島野浩太朗(菅原道場/第7代Krushスーパー・フェザー級王者)


 江川は2013年10月に高校生でプロデビュー。高いボクシングスキルを武器に連勝を重ね、2019年1月にKrushフェザー級王座を奪取。6月には初防衛を果たし、11月の第3代K-1フェザー級王座決定トーナメントでは3試合連続初回KOで王座に就いた。「K-1 AWARDS 2019」ではMVPにも輝いている。怪我のため12月の武尊とのエキシビションマッチ以来試合から遠ざかり、2020年9月のK-1で椿原龍矢との復帰戦で判定負け。2021年3月、王座を懸けての再戦でも延長R判定で敗れて王座を失った。今年4月にはスーパー・フェザー級に階級を上げて大岩龍矢に敗れ3連敗を喫したが、8月にマキ・チャーチャイに判定勝ちで連敗を脱出した。戦績は15勝(10KO)5敗1分。



 島野はMA日本キックボクシング連盟をホームリングに、2011年からK-1 JAPAN GROUPに参戦。強打を武器にトップ戦線で活躍し、北井智大、レオナ・ペタスらをKOし、皇治、卜部功也、卜部弘嵩らトップファイターたちと拳を交えてきた。2018年6月に郷州征宜を破り第7代Krushスーパー・フェザー級王座に就くと、同年12月に大岩龍矢を退けて初防衛に成功。しかし、2019年3月の2度目の防衛戦で西京佑馬に敗れ、ベルトを失った。2022年2月のK-1では卜部弘嵩に右クロスでKO勝ちしている。戦績は28勝(17KO)15敗。


 1R、前へ出ていくのは江川で右ローから左フックを振って行く。島野がロープを背負うとすかさず左フック強打していく江川が飛び込んで振り抜くような左フックでダウンを奪う。再びロープを背負わせると強打をヒットさせる江川。島野は左フックを返すが、江川は右ローでコーナーへ追い込んでいく。


 島野が左フックから右アッパーを打とうとしたところへ、江川が左フックからの右フックで島野をマットに沈めた。



 快勝を収めた江川はマイクを持ち「久々にこうやってKOで倒せて凄い嬉しいです」と涙を流す。「やっぱりK-1は倒さないといけないので倒したかったんですが不甲斐ない試合ばかりですいませんでした。これからもっともっと強い選手にまたなっていきたいのでこれからもよろしくお願いします」と、久しぶりのKOに男泣きした。

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