2026年2月15日(日)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT.61』にて、KNOCK OUT-REDライト級タイトルマッチ3分3Rでゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)の挑戦を受けての初防衛戦に臨む王者・久井大夢(TEAM TAIMU)。
12月の初対戦では僅差の延長判定勝利が物議を醸し、連戦でのダイレクトリマッチとなった。前回を踏まえ、久井はどう戦おうとしているのか?
前回試合して分かったこともある
──12月に戦ったばかりのゴンナパー・ウィラサクレック選手と再戦となりました。12月の試合は、思っていたようには戦えたんですか?
「想定通りではありましたけど、その中でも倒せなかったという部分とかは、納得はできてないですね」
──倒すところまで行くはずだったのが、できなかった?
「倒すパターンも考えてましたし、やっぱりKOしたかったなっていうのはありますね」
──それができなかった要因はどういうところですか?
「ゴンナパー選手が思ったよりも頑丈やったなというところですかね」
──試合中、攻撃に手応えはあったんですか?
「顔に当たるなっていう感覚はあったんですけど。試合中に『倒せるな』っていう感覚はそんなになかったですね。効かせてるなというところまではいかなかったというか」
──逆にゴンナパー選手の攻撃はどうでしたか?
「けっこう大振りで、思いっきり振ってきてるなという印象でしたね。ただ、前歯が試合中のどこかで折れたんですけど、それもどこだったかあんまり分かってないですし、試合中に『これはもらったな』みたいのはそんなになくて。『効いたな」みたいなのもそこまでなかったですね」
──終わってからも、ダメージはそこまでなかった?
「ローを蹴られた足は痛かったですけど、それ以外はなかったですね。致命傷みたいなものはなかったです」
──試合は延長判定まで行きましたが、まず本戦が終わった時点ではどう思っていたんですか?
「勝ったとは思わなかったですね。よくて延長、くらいの感じでした」
──負けの可能性もあると思ったんですか?
「思ってました。やっぱり印象がよくなかったので。3R終わった時点で『延長あるぞ』って言われてたので、気持ちの準備はしてましたけど」
──延長が終わった時点ではどうだったんですか?
「延長は、僕は取ったなと思ったんですけど、ジャッジ1人が相手についてたので、そうなのかと思いました。ただ、僕の実感としては延長は取ったなという感覚はありましたね。一瞬効かせた場面とか、最後のところで印象も取れたのかなと思ったので」
──ゴンナパー選手はずっとライト級でやっていた選手です。パワーとか圧力の差を感じた部分はありましたか?
「圧力はやっぱりありましたけど、だから圧倒的に無理やな、みたいなことは全くなかったですね」
──では今回の対策の中でも、圧力負けしないよう特に強化している、というわけでもない?
「はい。そこまでフィジカルをメッチャ追い込んだりはしてないです」
──だとすると今回の再戦は、前回の作戦の延長でいけるという感じですか?
「そうですね。相手も対策してくるとは思うんですけど、それを超えるような勝ち方、試合での見せ方を意識してやりたいなと思ってます」
──それこそ、今回は倒したいと。
「はい。それが分かりやすいと思うので、しっかり圧倒して、最後は倒して勝ちたいですね」
──ゴンナパー選手も今度こそ倒そうと思っているはずです。ただ、前回から倒す気満々で来ていたから、そこまで変わらないということですか?
「印象的にはそうですね。前回はローを蹴られていたので、そこを狙ってくるやろなっていうのもあるし、変わらず振ってくるのかなっていうのもありますね。やっぱり何か作戦はあるんでしょうけど、そんなにめっちゃスタイルを変えてくるとは、僕は思わないですね」
──改めて今回勝つために、一番必要なものは何だと思っていますか?
「試合中に、テクニックだったり、倒せるタイミングみたいなものもあると思うんですけど…練習のミットでやってきてることもいっぱいあるので、そこを出せたら勝負につながるんじゃないかなと思います」
──前回出せなかったことというのも、けっこうあるんですか?
「あったんですけど、前回試合して分かったこともあるので、今回、無理にそれを出す必要がないというものもありますね」
──では前回よりも、作戦としては絞れている?
「そうですね。ミットでやってることも固まってきてるので、前回の対戦の時よりもその部分では楽ですね」
──やっぱり一番は、ハッキリとした決着をつけるということですか?
「はい、そこがやっぱり一番ですね。防衛戦っていう形ですけど、今回はタイトルのこととかはそんなに気にしてないです。やっぱりハッキリした内容でゴンナパー選手に勝つというのが大事やと思ってるので」
──今回は、倒すイメージもより鮮明にできているんですか?
「パターン練習とか、いろんなことをミットでもやってきてるので、楽しみにしてほしいです」
──その中には、今回の「秘策」もある?
「秘策…毎試合『これでいこう』みたいな技は用意してるので、今回のために新たに用意しているものもあります。それも楽しみにしてほしいですね」
──今年は8月に地元の大阪大会も予定されています。年が明けて、大阪大会に向けて気持ちが高まっている部分もありますか?
「そうですね。この前、その大会と同じ会場(タケダハムはびきのコロセアム)で成人式があったんですよ。その時も、久しぶりに会った子とかが『ここでやるんやろ、見に行くわ!』みたいな感じで言ってくれていて、そういうのもモチベーションというか、気合いが入る部分はありますね」
──それは気合いが入りますね。では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
「やっぱり見てる方も、自分が圧倒的な勝ち方で勝つ試合を楽しみにしてると思うので、自分がしっかりゴンナパー選手をKOして勝つところを、会場に見に来てほしいです」