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レポート

【K-1】黒田斗真が石井一成との延長戦死闘を制して優勝、KANAがKO圧勝、金子晃大もKO、玖村将史が鮮やかKO勝ちでゆうちゃみ祝福、初来日ラテスクがサッタリを衝撃KO、ジョムトーンがまたも圧巻のKO

2022/12/03 13:12

▼第20試合 スーパーファイト K-1ヘビー級 3分3R延長1R
○シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY/K-1 WORLD GPクルーザー級王者)
反則勝ち 2R
×カルロス・ブディオ(ブラジル/ブラジリアンタイ/KTK WORLDヘビー級王者)


 1R、カリミアンが右カーフキックを3発蹴ると、ブディオはいきなり右ストレートで突進。これを繰り返す。圧をかけるカリミアンが飛びヒザ蹴りを放つとブディオも左フック、カリミアンはプッシュして突き放すともう一度飛びヒザに行くがブディオはこれを顔面前蹴りで迎え撃つ。ブディオの右カーフで大きくバランスを崩したカリミアンだが、ダメージを感じさせないように自分から攻めていきバックハンドブロー。ブディオは前へ出ると右フック連打でダウンを奪う。ワンツーをまともにもらうカリミアンは後退。




 2R、カリミアンは前蹴り、右ローで前へ行くが、ブディオが左右ストレートで突進すると真っ直ぐ下がって危ない場面も。カリミアンは飛びヒザ蹴りで飛び込むとクリンチ状態に。ブレイクがかかった後にカリミアンが右フックを見舞ってしまい警告を受ける。カリミアンは右ロー、ブディオが近付いてくるとヒザを突き上げる。



 カリミアンがハイキックを空振りし、ロープに足が引っかかったところへブディオがレフェリーの制止を振り切るように右フックをカリミアンの後頭部打ってしまい、カリミアンはトップロープから滑り落ちてあわやリング下へ。エプロンに倒れたカリミアンだが動くことが出来ず、試合終了のゴング。


 レフェリーのブレイクのコール後に後頭部への攻撃があったとの判断で、反則行為によってカリミアンが試合続行不可能となったためカリミアンの反則勝ちとなった。

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