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レポート

【K-1】黒田斗真が石井一成との延長戦死闘を制して優勝、KANAがKO圧勝、金子晃大もKO、玖村将史が鮮やかKO勝ちでゆうちゃみ祝福、初来日ラテスクがサッタリを衝撃KO、ジョムトーンがまたも圧巻のKO

2022/12/03 13:12

▼第19試合 スーパーファイト K-1女子フライ級 3分3R延長1R
○KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1 WORLD GP女子フライ級王者)
KO 1R 2分55秒
×オロール・ドス・サントス(フランス/KERN’S GYM/元Enfusion女子ストロー級王者)


 KANAはK-1&Krush女子部のエースとして活躍。2016年4月に紅絹との王座決定戦を制し、第2代Krush女子フライ級王者となった。同王座は2017年1月にメロニー・ヘウヘスに奪われるも、同年12月に奪回。2019年12月に行われた初代女子フライ級王座決定トーナメントで優勝し、初代K-1女子フライ級王座も手にした。2020年11月にノンタイトル戦で壽美に判定で敗れ、しばらくリングから離れていたが今年2月に復帰、RANからダウンを奪って勝利すると、6月のK-1女子大会でスーリ・マンフレディと倒し倒されの激闘を演じて最後はKO勝ち。戦績は19勝(8KO)3敗。


 サントスはEnfusion世界女子ストロー級(52kg)王座、IFSA世界女子フライ級王座、WAKO世界女子ミニフライ級王座、IFMA欧州女子フライ級王座の四冠を保持したことがある選手で、戦績は35戦(6KO)9敗。ムエタイ・キックの両ルールで戦い、ヨーロッパの様々な大会で活躍。GLORYにも参戦経験があり、GLORY女子バンタム級(55kg)王者ティファニー・ヴァン・スーストとベルトを争ったサラ・モサダックと拳を交えている31歳。


 1R、前に出ていくのはKANAで右カーフを蹴り、サントスにロープを背負わせると左右ストレートをまとめる。KANAが右ロー、右ミドル。ジャブを出して入って行くKANAにサントスは前蹴り、KANAが接近戦になると右フックを振る。ワンツーでサントスにロープを背負わせたKANAは、右フックからワンツー、そして強烈な左フック。アゴが大きく上がったサントスへKANAが連打。


 これでダウンを奪ったKANA。カウントが数えられるとサントスは首を振りながら自軍コーナーへ。明らかに戦意を喪失した様子で、レフェリーがストップした。




 会心のKO勝ちに満面の笑顔を浮かべるKANAは「K-1の王者が世界で一番強い。それを証明し続けたいと思います。今の一番の目標はONEにいるアニッサ(・メクセン)選手なので、最強を目指してK-1が最強ということを女子の先頭で引っ張って行きたいと思います。K-1最高!」と、世界最強を目指してK-1を引っ張って行きたいと宣言した。

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