▼第13試合 K-1 WORLD GP初代バンタム級王座決定トーナメント準決勝(2)3分3R延長1R
○黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード/2021年K-1バンタム級日本最強決定トーナメント優勝)
判定2-0 ※30-29、30-30、30-28
×壬生狼一輝(力道場静岡/第7代Krushバンタム級王者)
※黒田が決勝戦へ進出。
黒田は1回戦で難敵ヨーシラーと延長戦へもつれ込む接戦の末に勝利、壬生狼は堅実な戦いぶりでババヤンに判定勝ちでそれぞれ準決勝へ進出。両者はこれまで2度対戦し、いずれも黒田が勝利している。壬生狼にプロ初黒星を付けたのが黒田だ。
1R、右ローを蹴っていく壬生狼に黒田は身体ごと打ち込むような左ストレート。前へ出る壬生狼に黒田はジャブで距離を測る。黒田の左ミドルには壬生狼が右インロー。互いに距離を取り合う展開で初回は終了。壬生狼は右のガードを強く意識して戦った。
2R、黒田はワンツー、壬生狼は右ロー。黒田は左ストレートをボディにも打つ。壬生狼は1回戦でルーシラーに蹴られた黒田の左腕へ右ミドルを蹴る。なかなか両者とも自分の距離にならず、互いに空振りと見合いが続く。壬生狼は右ミドルを蹴って入り込むが、そこで両者クリンチに。
3R、黒田はジャブを突き、壬生狼は右ミドル。黒田がすかさず左ストレートを打ってヒットを奪う。黒田はジャブからミドル、ジャブからロー。壬生狼は踏み込むと同時に右を蹴り上げて黒田の顔を蹴る。黒田のヒザに左フックを合わせる壬生狼。黒田は左ミドルを蹴り、前に出てきた壬生狼へ左ストレート。壬生狼はそれをかわして右ミドルを蹴る。最後、距離を詰めてきた壬生狼へ黒田が飛びヒザ蹴り。これで壬生狼が右目上を大きくカット。