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レポート

【K-1】優勝は怪物・朝久裕貴をストップしたレオナ・ペタス、大和哲也がダウン奪って初防衛、秒殺KOの金子晃大が鈴木真彦との再戦を希望、玖村将史がコンペットに敗れる、和島大海が初回KO圧勝、ジョムトーン圧巻KO勝ち

2022/09/11 14:09

▼第17試合 スーパーファイト -56kg契約 3分3R延長1R
〇金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1 WORLD GPスーパーバンタム級王者)
KO 1R 0分40秒 ※右ボディストレート
×ジョーダン・スウィントン(イギリス/Look Boral)


 金子は第2回K-1アマチュア全日本大会チャレンジAクラス-55kgで優勝し、2006年9月にKrushでプロデビュー。無敗のまま6戦目で軍司泰斗を破りKrushバンタム級王座を奪取、第3代王座に就いた。卓越したテクニックと攻撃力で9連勝を飾っていたが、2020年3月に玖村将史に判定で敗れ初黒星。


 2021年3月に1年ぶりの復帰を果たすと鬼山桃太朗にTKO勝ち、9月は晃貴に初回KO勝ちと連続KO勝利。今年2月の「K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」では黒田勇斗にKO勝ち、璃明武にKO勝ち、玖村将史に判定勝ちしてK-1王座に就いた。6月の『THE MATCH 2022』ではRISE王者・鈴木真彦に判定負けを喫しており、今回が再起戦。戦績は14勝(8KO)2敗。


 21歳のスウィントンはムエタイルールを中心に戦い、戦績は10勝(4KO)3敗の新鋭。荒々しいパンチとローキックで突進するファイトスタイルを信条としているという。中村拓己K-1プロデューサーは「スタイル的に金子選手と噛み合うタイプ」と評した。


 1R開始10秒、左フックでいきなりダウンを奪う金子。ローを蹴るスウィントンへ強烈な左右フックを繰り出しながら前に出る金子が右ボディストレートを突き刺すとスウィントンは悶絶ダウン。金子が秒殺KOで復帰戦を勝利で飾った。



 金子はマイクを持つと「まずはK-1ファンの皆さん、6月に不甲斐ない結果を出して本当に申し訳ありませんでした。今K-1 NEXTと言われていますが僕は他団体の選手に負けていてNEXTとはそのままならないと思っています、6月にやった鈴木(真彦=RISEバンタム級王者)選手と出来るチャンスを欲しいなって思っています。それまでに強くなってまた出来る機会があればと思っています」と、鈴木真彦にリベンジしなければK-1 NEXTにはなれないとし、鈴木との再戦を希望した。

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