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レポート

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2022/09/11 14:09

▼第6試合 -75kg契約 3分3R延長1R
〇ダニロ・ザノリ二(ブラジル/ブラジリアンタイ)
判定2-0 ※29-29、30-29×2
×パク・ヨハン(韓国/ZEEK GYM)


 ザノリニはブラジルから日本に移住し、スーパー・ウェルター級戦線で活躍。K-1 MAXで佐藤嘉洋とも対戦し、ISKA世界スーパー・ウェルター級王座、第2代HEATキックミドル級王座、第2代HOOST CUP日本ミドル級王座、初代RISEウェルター級王座と4本のベルトを巻いた。ブラジル人ファイターが多く籍を置くブラジリアンタイの代表も務め、今では国内に11支部、ブラジルにも11の道場を持つ。2019年8月にはRIZINでジョン・ウェイン・パーに勝利。しばらく試合から離れていたが2022年2月27日のK-1東京体育館大会に現役ファイターとして参戦。神保克哉に判定負けを喫した。戦績は43勝(24KO)13敗。


 対するヨハンは初代KROSS×OVERクルーザー級王者で、現在は-75kg戦線で活躍。6月のKrush後楽園大会では鈴木健太郎から勝利を収めている。戦績は8勝(1KO)5敗2分。


 1R、手足が長いヨハンは左ミドルを連発、ザノリニはパワフルな右ローから前へ出て圧をかけ、右フックを思い切り繰り出す。


 2Rも同じ展開だが、ザノリニがさらに距離を詰めて右フックを強振。ヨハンはザノリニが入ってくるとヒザを突き上げる。フックを振り回すザノリニにヨハンの右ハイが軽くヒットするが、ザノリニの勢いは衰えず右カーフを蹴って左右フックを強振する。パンチの回転力を上げて顔面、ボディを攻めるザノリニ。


 3Rも前に出るザノリニは右フックを叩きつけ、左右ローを蹴る。ヨハンもローとヒザ蹴りを蹴り返すが、ザノリニの右カーフに足が流れる。右カーフを蹴られるヨハンはその左足でヒザ。前へ出るザノリニだが最後はヨハンが右ストレートをヒットさせて左右ストレートのラッシュを仕掛ける。


 最後は危ない場面があったザノリニだが、判定2-0で勝利。ベテラン健在を示した。

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