2026年2月21日(日本時間22日)、米国テキサス州ヒューストンのトヨタセンターにて『UFC Fight Night: Strickland vs. Hernandez』(U-NEXT/UFC Fight Pass配信)が開催された。
メインイベントはミドル級の5分5R。元王者のショーン・ストリックランド(米国/185lbs/83.91kg)と8連勝中のアンソニー・ヘルナンデス(米国/186lbs/84.37kg)が激突。ストリックランドが3R 首相撲ヒザを効かせて左右ラッシュでTKO勝ち。
またプレリムでは、この日、ジョシュア・ヴァンと平良達郎のタイトルマッチが決定した注目のフライ級戦が2試合。カザフスタンのアリビ・イディリスが元ランカーのオデー・オズボーンを、そして王者ジョシュア・ヴァンの練習仲間のアルデン・コリアが、ルイス・グルレーを、ともに判定で下している。
UFC Fight Night: Strickland vs. Hernandez 速報
▼ミドル級 5分5R〇ショーン・ストリックランド(米国)30勝7敗(UFC17勝7敗)[3R 2分33秒 TKO]×アンソニー・ヘルナンデス(米国)15勝3敗(UFC9勝3敗)※UFC8連勝でストップ
1R、ともにオーソドックス構え。中央を取るヘルナンデス。ストリックランドは右前蹴りでけん制。右手でアゴを固め、左ジャブ。ヘルナンデスは右カーフもストリックランドはチェック。左インローを当てたヘルナンデス。左ジャブのダブルで前に出るが、ストリックランドはバックステップでかわす。さらに右ストレート、左フックもまだ遠い。
ストリックランドの右に左をかぶせにいくヘルナンデス。今度はストリックランド左から右をかぶせてヒット。下がったヘルナンデスだが、右を打ち返して押し戻す。
左右連打からダブルレッグに入るヘルナンデス。差し上げたストリックランドに右を伸ばすと、避けるストリックランドはバランスを崩すもすぐに戻す。ヘルナンデスの右に左に回りながら右を合わせるストリックランド。拮抗した初回。
2R、ヘルナンデスの打ち終わりに右を合わせるストリックランド。左ジャブを突きながら左回り。右を振ったヘルナンデス。回るストリックランドを追う。ストリックランドのジャブの打ち終わりに入るが、突き放すストリックランド。ヘルナンデスもアッパーを突き上げる。細かいフェイントの掛け合いから圧力をかけてジャブから組みに行くヘルナンデスだが、すぐにさばくストリックランド。
左フック、右ボディを外から突くヘルナンデスに、ストリックランドはジャブ、右ストレートと真っすぐの攻撃。ストリックランドのジャブの打ち終わりに組むが、組ませないストリックランド。(※ジャッジは3者が1、2Rともにストリックランドを支持)
3R、ジャブ、前蹴りから入るストリックランドに、ジャブからフック、右のダブルで押し戻すヘルナンデス。しかし、ストリックランドも左に回りながらジャブ。
詰めたヘルナンデスが四つに組むが、体を入れ替えたストリックランドが離れて追ってきたヘルナンデスに首相撲右ヒザ! 効かされたヘルナンデスが後退すると左右を上下から突き、金網背に防戦一方となったヘルナンデスの頭を押さえつけてクリンチボクシング、さらに左右を連打! ヘルナンデスはダウン! パウンドにレフェリーが間に入った。
8連勝の快進撃を続けていたヘルナンデスを下し、1年ぶりの再起戦で勝利したストリックランドは、「タフな野郎だな。おい、こっち来い。俺のインタビューに参加しろ、この野郎。おい、お前、結構なボクシングの腕前だな。誰もそんなこと教えてくれなかったぜ。一言言わせてくれ。おい、フラッフィーに感謝したい。こいつは野蛮人そのものだ。計量時のことは分かってる。俺たち言い争ったけど、あの試合の後じゃ、自分がメキシコ人の血を引いてるなんて全く感じないぜ。あれはマジで戦争だったよ、兄弟。感謝してもしきれない。正直言って、フラッフィーは男の定義そのものだ。俺がなりたい男だ。彼は結婚して父親で働き者だ。でも、俺が望む以上に大きな男なんだ。マジで尊敬してるぜ」と敗者を称えた。
続けて司会のマイケル・ビスピンから「8連勝中だったフラッフィーを止めて次に何を目指す?」と問われると、「わからないな、兄弟。チマエフとやってやりたいけど、予想がつかないヤツだからな」と答えた。
一方の敗者ヘルナンデスにもマイクが渡され、「俺は順調だと思ってたし、相手も多分1-1だと思ってたと思うんだ。そしたら俺が、さっき言った通り、雑な動きをして、センターでヒザを食らったんだ。まあいいさ。イチからやり直して、もっと上達するよ。前回負けた時、俺がどうなったか見ただろ? あの時から大きく飛躍したんだ」と語った。
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▼ウェルター級 5分3R〇ウロシュ・メディチ(セルビア)13勝3敗(UFC7勝3敗)※3連勝3KO[1R 1分19秒 KO] ※左フック×ジェフ・ニール(米国)16勝8敗(UFC8勝6敗)
1R、ともにサウスポー構え。右の蹴りが交錯。メディチは右前蹴り。ニールは右フックで応戦。
少し下がったメディチだが、押し戻して右から左ボディ、さらに右手でニールの顔を横に向けると、左フックの打ち下し! ニールが後方にダウン。すぐにレフェリーが間に入った。
試合後、コスタは「ヒューストン、ありがとう。みんな、ありがとう。私の主であり救い主であるイエス・キリストに感謝します。これは本当に素晴らしい。毎日、毎晩祈ってきた。本当に恵まれている。
待てよ。問題があるんだ、俺こそがこの階級の“問題”だ。この階級は危機的状況だ。奴らにはこれが必要だ。そして俺が届けに来た。全員をノックアウトして、この階級をブルドーザーで突き進む。
俺の言葉を覚えとけ、俺はこれまで全員をノックアウトしてきた。この旅を始めてから俺を見てきた奴がどれだけいるか知らんが、俺は全員をノックアウトしてきた。全員だ。ああ、確かに時々負けることもある。でも俺は人間だ。また負けるかもしれない。だが、絶対にまた戻ってきて、再び奴らをノックアウトしてやる。
(ビデオを見ながら)聞いてくれ、あいつが俺とボクシングで戦いたがるって分かっていた。俺とボクシングで渡り合える奴はそういない。俺はMMAファイターだが、ボクシングこそが俺の最も好きなことかもしれない。そこを見れば分かるだろう。相手が彼で、しかも彼のホームで、ホームの観客の前でこうなるのは残念だ。でもこれが俺たちのスポーツなんだ。
あれを見るのは辛い。でも俺も反対側にいたことがある。反対側にいたし、またいつかそうなるかもしれない。でも大事なのは、立ち上がって、クソみたいに前進し続けることだ。人生は、人生は容赦なく襲いかかってくるからな。どんな男よりも百万倍も辛いんだ。
(次に誰と戦いたい?)今夏セルビア・ベオグラードでのUFC、レオン“ロッキー”エドワーズが空いていれば実現させよう。奴をノックアウトし、その次の相手も、その次の相手も。全員ノックアウトする。ただ一つ問題がある。入国管理で足止めされ、まだ渡航できない。これが俺の助けを求める訴えだ。大統領、大統領閣下、もしこれをご覧になっていたら、どうかお願いします。今年の夏、セルビア・ベオグラードでのUFCに出場させてください。まさに医者の処方箋通りの話です」と語った。
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▼フェザー級 5分3R〇メルキザエル・コスタ(ブラジル)26勝7敗(UFC7勝2敗)※UFC6連勝[1R 4分56秒 TKO] ※左スピニングバックキック×ダン・イゲ(米国)19勝11敗(UFC11勝10敗)
1R、サウスポー構えのコスタにオーソのイゲはローからダブルレッグへ。コスタは足関節狙いから立ち上がり。左で差して押し込むイゲ。さらに右も差して両差しで肩パンチ。ケージ背に大外刈テイクダウンのコスタにすぐに立つイゲ。コスタが押し込み。
外無双を狙ったイゲ。戻したコスタは離れて左ミドル。ガードのイゲに今度は左ハイ。ガードしたイゲだがコスタの距離。左前蹴りを効かせたコスタ!
いったん下がったイゲだが、ここは前進。そこに縦ヒジを狙うコスタは左ハイ。ガードするイゲだが身体が流れる。関節蹴りも狙うコスタ。左の蹴りを上中下と打ち分けるコスタは、右の関節蹴りも。
前に出るイゲにコスタは左スピニングバックキックを側頭部に! 倒れたイゲにパウンドをまとめレフェリーが間に入った。これまでKO負けのないイゲを倒したコスタはこれでUFC6連勝。
オクタゴンでの勝利インタビューでコスタは、「今週みんなに言っただろ、俺は伝説と戦ったんだ。誰も倒せなかった男だ。この団体で彼を仕留めてストップ勝ちした者はいなかった。俺はそれをやると宣言し、成し遂げた。(次は?)アマゾナスよりパラ州のアサイーの方が断然美味い。ディエゴ・ロペス、やろうぜ」と語った。
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▼ヘビー級 5分3R〇セルゲイ・スピバック(モルドバ共和国)18勝6敗(UFC9勝6敗)[判定3-0] ※30-27, 29-28×2×アンテ・デリア(クロアチア)26勝8敗(UFC1勝2敗)
1R、ともにオーソドックス構え。ジャブの刺し合いからワンツーを入れたデリア。前蹴りから左右連打で前に。スピヴァクはジャブ。デリアは手数を増やすと、スピヴァクはガードしてジャブ。
2R、ジャブを当てるスピヴァク。デリアは中央に立ち左右も手打ち気味に。ジャブのスピバックに詰めて、右のフェイントから左右で反撃のデリア。連打で前に出るが、スタミナ苦しいか。回転が止まり、スピヴァクが体を入れ替え押し込み。
3R、ジャブの刺し合い。スピヴァクは左ジャブで前に。下がったデリアは体を入れ替え中央に。左ジャブ。スピヴァクはワンツーからダブルレッグ、シングルレッグに移行も差し上げるデリア。なおもダブルレッグのスピヴァクがテイクダウン! パウンドにデリアは片ヒザ立ちから立ち上がり。なおもボディロックのスピヴァクに正対したデリアはワンツーで前に。
しかしマウスピースが口からこぼれて自ら入れる。回るスピヴァクに追い足がキツいデリア。下がりながらもジャブのスピヴァク。デリアは左右も足が出ない。最後はスピヴァクが押し込みホーン。
判定3-0(30-27, 29-28×2)で有効打を当ててテイクダウンを奪ったスピヴァクが勝利。「この勝利は父のために。父は2025年に亡くなった。本当に辛い出来事だった。そして『レッツ・ファイト』の試合が決まった。この試合はキャンセルした。今こうしてここにいるのは、とても感慨深い。でも、神に感謝だ。今日はもっと良い勝ち方をしたかったけど、こうなった。(レスリング勝負しなかったのは>)俺もスタンドで戦うのが好きなんだ。子供の頃からそうやってトレーニングしてきた。俺はオールラウンドなファイターだ。何でもできる。ただ安全策としてレスリングをすることもあるけどな。でも打撃もすごく得意だ。自覚してる」と語った。
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▼ウェルター級 5分3R〇ジャコビー・スミス(米国)12勝0敗(UFC3勝0敗)[1R 3分01秒 TKO]×ジョサイア・ハレル(米国)11勝1敗(UFC0勝1敗)
D1レスラーのスミスはDWCS2024からUFC2連勝。プレストン・パーソンズを1R 左フックでKOすると、25年6月にニコ・プライスを2R リアネイキドチョークで極めた。当初はコ・ソクヒョンとの対戦が組まれていたがソクヒョンの負傷欠場で、ハレルが1週間前の緊急参戦でUFCデビュー。
同じくレスリングがバックボーンのハレルは、Ohio Combat League王者からLFAを経て、UFCデビュー。2023年に6勝0敗で今回同様、代役の緊急参戦でUFCと契約も試合前日検査でもやもや病が発覚し、契約解除に。その後、ハレルは脳の手術を受け、2年のブランクを経て25年3月に復帰すると4連勝。
1R、サウスポー構えのハレルからシングルレッグも切るスミス。オーソから右を突いて前に、かわすハレルに左ロー。ワンツーをかわすハレルに、スミスは右ミドルを当てる。
右オーバーハンドからニータップのスミスに足関節を狙うハレルは立ち上がり。右ハイを突くスミスは関節蹴り。さらに飛び込んで右を差してテイクダウン。しかしハミルの足関節に離れる。
スミスの右の蹴りを掴んでボディロックテイクダウンのハミル! しかし、なんとスミスは下から後転して投げを切り返して上になると、スミスの左腕をヒザで押さえて鉄槌連打! スミスの足が伸びて失神、レフェリーが間に入るも、スミスはさらに鉄槌を2発追加し、レフェリーに突き飛ばされた。
気が付いたハミルはドクターに手をかけようとするが、身体が泳ぐ。寝かされダメージを回復させてからケージを後にした。
12勝無敗、UFC3連勝のスミスは「俺の次は? 次は何だ? みんな、俺が誰を挑発すべきだと思う? 頭に浮かんでる名前がある。トップ15、そこが俺の目指す場所だ。でもケビン・ホランドじゃないなら、お前らどこにいるんだ?
プログラムに沿って成長を続ける。UFCは俺を正しく扱ってくれてる。俺は成長しようとしてる。早く進もうとしてる。つまり、俺は全盛期なんだ。次はリチャード、コービー・スミス、お前ら教えてくれよ。これからダナ、ミック、ショーン・シェルビーとこのビジネス話すつもりだ。それは公開される。お前らも知るさ。見とけよ、ベイビー。
(フィニッシュは)脱出にエネルギーを浪費したくなかったから、いつもの動きを繰り出すつもりだった。上に乗って殴り始める。勝ったと思った。体勢を立て直せば逆転できる。3、4発当てた時点で決着はついた。相手の体が崩れるのを感じた。これで決まりだ」と語った。
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▼ミドル級 5分3R〇ミシェル・ペレイラ(ブラジル)32勝14敗2NC(UFC10勝5敗2NC)※3連敗でストップ[判定2-1] ※29-28×2, 28-29×ザッカリー・リース(米国)10勝3敗(UFC4勝3敗)
1R、サウスポー構えのリースにペレイラは右ロー。ともに蹴りが交錯。ペレイラは右の飛び込み。リースの左ミドルに右オーバーハンドを合わせて尻餅を着かせる。
立って左ミドルを当てたリース。スイッチして右カーフも。ペレイラは蹴りに右を狙う。リースの左前蹴りが腿横から金的をかすめてローブローに。中断後、再開。
右の蹴りに右オーバーハンドを狙うペレイラ。リースはボディ打ちから左フック。ペレイラはスイッチして右ストレート。リースの左前蹴りがここもかすめる形でローブローとなり、中断。再開。
左ハイのリース。ペレイラはその2発目に右で詰める。前に出てきたリースにシングルレッグテイクダウンのペレイラ。足を抜き立つリースは右を突いて左の前蹴りも。拮抗したラウンド。
2R、ペレイラのボディヒザに崩れたリース。すぐに立つリースにペレイラは左右で前で出るが、リースの前手がアイポークに。この試合3度目の中断。再開。
リースがダブルレッグテイクダウン。ハーフからパウンド。ペレイラは背中を見せて立ち上がる。バッククリンチのリースも放す。
右から左のリースにペレイラもヒザ、三日月蹴り。跳びヒザ。リースはワンツーを当てて左ミドル。右オーバーハンドも。ペレイラも来いとアピールするも手数が少ない。跳びヒザ、胴廻し回転蹴りを見せてホーン。
3R、リースは左ミドル。ペレイラも三日月蹴り。リースの入りにヒザ、右オーバーハンドも。リースは左ミドル、そこに右を合わせに行くペレイラ。三日月蹴り、カウンターの右も。ペレイラのヒザに左を突くリース。
残り1分でペレイラがダブルレッグテイクダウン。リースのギロチンを外して立ったペレイラ。ノーガードで前に出るリース。ペレイラも右オーバーハンドも空を斬る。前に出て右ヒザのペレイラ。
判定は2-1(29-28×2, 28-29)でペレイラが勝利。練習仲間でもあるリースを相手に、3連敗から再起を果たした。
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【プレリム】
▼ウェルター級 5分3R〇カルロス・レアル(ブラジル)23勝7敗(UFC2勝2敗)[判定3-0] ※29-28×2, 30-27×チディ・エンジョクアニ(米国)25勝12敗1NC(UFC5勝5敗1NC)
1R、ともにオーソドックス構え。エンジュクアニは右カーフ。長い前蹴り、インロー。左右パンチで入るレアルが左ボディから右フック。
ケージを背負わせたレアルは、左ボディ、エンジュクアニも右オーバーハンドも、顔をずらすレアル。右から左。エンジュクアニはそこにヒザを狙う。右カーフ2発のレアル。パンチから左ミドルを出したエンジョクアニ。レアルは右オーバーハンド。
2R、左ハイをガード上に突くエンジュクアニ。蹴り足を掴んで組むレアル。右で差して押し込みも、エンジュクアニはヒザで突き放す。テイクダウンを混ぜたレアルは、ワンツーをヒット! サークリングのエンジュクアニは左ミドルを返す。
右オーバーハンドのレアル。エンジュクアニは右を返すが、カーフを警戒かサウスポー構えに。右を振って右で差して押し込むのはレアル。ボディロックテイクダウン。立つエンジュクアニにバッククリンチから左足をかけてから足関節狙いも下に。すぐに立つレアルが詰めてホーン。
3R、先に圧力をかけるエンジュクアニ。回って中央を取り直すレアルに、エンジュクアニは右ハイ。ガードしたレアルは左右からボディ打ち。エンジュクアニは左ヒザを合わせに行く。
左を当てて右から左ボディのレアル。エンジュクアニの左ハイをガードして前に。しかし、エンジュクアニも右を返すと左ローで崩し。その立ち際にサッカーキックを打ってしまうエンジュクアニだが、集中力を切らしたくないか、レアルはレフェリーに即続行を望み、前に。
またもインローで崩すエンジュクアニに、身体を戻して左右で前に出るレアル。エンジュクアニのヒザを受けながらも左右で前進。エンジュクアニの蹴りにレアルが右後ろ廻し蹴りを見せてホーン。
判定3-0(29-28×2, 30-27)でレアルが勝利。25年8月のムスリム・サリコフ戦の42秒KO負けから再起を果たした。
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▼フライ級 5分3R〇アリビ・イディリス(カザフスタン)11勝1敗(UFC1勝1敗)[判定3-0] ※30-27×2, 29-28×オデー・オズボーン(ジャマイカ)13勝19敗1NC(UFC5勝8敗1NC)
1R、サウスポー構えのオズボーン。イディリスのシングルレッグを切って圧力。左オーバーハンドを振るイディリス。オズボーンは左ミドルをヒット。蹴られてもすぐに前に出るイディリスはシングルレッグからケージまでドライブ。
四つから大内刈テイクダウンのイディリス。蹴り上げに立たせずに飛び込みサイドに。オズボーンは背中を見せて立ち上がりケージまで走る。ついていくイディリスはバッククリンチも、走ってクラッチを切るオズボーン。
スタンド、イディリスの大きな右から左にバランスを崩したオズボーン。先のテイクダウンが効いたか。下がり気味に。シングルレッグに入るイディリス。そこに縦ヒジを突くオズボーン。
2R、サウスポー構えからワンツーの左を突くオズボーン。さらに左ミドルも。間合いを詰めるイディリスは組むも差し上げて突き放すオズボーン。右ボディを当てると、イディリスの組みをスプロール。なおも前に詰めるイディリスは左ロー。サウスポー構えも見せる。
オーソに戻してオーバーハンドのイディリス。さばくオズボーンにシングルレッグから回して崩し。片ヒザ立ちで残すオズボーンに右足をかけたイディリス。オズボーンの立ちに頭抱えてダースで崩してトップも、オズボーンも抑え込まれずに立ち上がり。
オズボーンの蹴り終わりに左で差して組んだイディリス。四つから踏み込み大外気味にテイクダウン。ニーインザベリーから鉄槌。オズボーンの立ちに右アッパーを突く。この回もイディリスのラウンドに。
3R、イディリスの右に右を返すオズボーンだが、イディリスはシングルレッグテイクダウン。フルガードに入れたオズボーンは腕十字狙いから戻して立ち上がり。
サウスポー構えから右ハイのオズボーン。ガードしたイディリスの右前手フックをかわしてシングルレッグはオズボーンも、切るイディリスはダブルレッグテイクダウン。バック狙いも横に落としたオズボーンが上に。
イディリスは下からヒジ。右で差して上体を起こすと、そこにヒザを突くオズボーン。スタンド、打ち合いを望んだイディリスは、左右を突いて左で差して押し込み。崩しを凌ぐオズボーンだが、ケージに磔にさせられて鉄槌も力無く。ホーン。
判定は3-0(29-28, 30-27×2)でカザフスタンのイディリスが勝利。MMA11勝1敗に。TUF33ファイナリストのイディリスがUFC本戦初勝利を挙げた。
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▼フライ級 5分3R〇アルデン・コリア(米国)12勝3敗(UFC2勝0敗)[判定3-0] ※30-27×3×ルイス・グルレー(米国)10勝3敗(UFC0勝3敗)
1R、ともにオーソドックス構え。コリアは左ジャブから。グルレーは右前蹴りでけん制。ともに右ロー。右オーバーハンドを突くコリアは右カーフ、左ジャブも。
圧力をかけるグルレーに左ジャブで応戦。グルレーは右オーバーハンドでコリアを下がらせる。左ジャブダブルのコリア。右アッパーのグルレーは左右から右で差して押し込み。右で差すコリアも体を入れ替えると、グルレーは足に手をかけて崩して離れる。
グルレーがミドルから崩すもすぐに立つコリア。前に出るグルレーにコリアは下がりながらも打撃、右アッパー。グルレーはワンツーで前に出るもホーン。
2R、左フックのコリア。右ローを掴んで右を振ってボディロックから回してテイクダウンのグルレーだが、すぐに立つコリアが前に。右ローも。右ハイのグルレーに、ガードしてサウスポー構えから左を突くコリア。左三日月蹴りを蹴ってそのまま前に足を着いてオーソに戻したコリア。
グルレーの組みを押し返してヒジを打つ。左から右アッパーをヒットさせるコリア! アゴが上がったグルレーだが、右オーバーハンド、左ボディから左右フックを届かせて前進。組みも放すコリア。
ワンツーからシングルレッグを肩口まで持ち上げテイクダウンのグルレー! しかし、すぐにスクランブルするコリアがトップに。グルレーの立ちに首も狙い背中を着かせてコリアがトップでホーン。
3R、先に組みに行くグルレーを切るコリア。右ハイキックは空振りに。コリアは右アッパー。左右で前に出てきたグルレーにダブルレッグテイクダウン。立つグルレーを再び崩すと、グルレーはケージまで歩いて離れる。コリアも深追いせず。
スタンド。フックから前蹴りのグルレーに。サウスポー構えからボディ打ちから左三日月蹴りを腹に突くコリア。グルレーの右の蹴り足を掴んで押し込み。放して前蹴り。突っ込んでくるグルレーの頭をさばいて、三日月蹴り。バックヒジは空振りも前蹴りと、上下を突いてホーン。
判定3-0(30-27×3)のフルマークでコリアがUFC2連勝。グルレーは3連敗に。
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▼女子バンタム級 5分3R〇ジョセリン・エドワーズ(パナマ)17勝6敗(UFC8勝4敗)※UFC4連勝[2R 2分44秒 リアネイキドチョーク]×ノーラ・コノル(フランス)9勝4敗(UFC3勝3敗)
1R、ともにオーソドックス構え。パナマ初のUFC女子選手のエドワーズ。フランスのコノルはワンツーの右を届かせる。
圧力をかけるエドワーズ。コノルの左右をかわして右で差して押し込み。さらに両差しに。ボディロックから後方に投げるが、残したコノルは首相撲から左右ヒザを突く。
エドワーズは右で差して入れ替え、左のパンチ。頭が下がると、コノルは左小手で右ヒザ。エドワーズはまたもボディロックからテイクダウン狙いも小手で残したコノルがケージ背にヒザを突いてホーン。コノルのラウンドに。
2R、コノルのローにエドワースがダブルレッグテイクダウン。コノルの立ち際に左足をかけてバック狙い。腕を手繰るコノルに着地するエドワーズは、1Rに再三狙ったボディロックから右リストを固めたまま持ち上げついにテイクダウン!
鉄槌にコノルは動けず。手首を固められ受け身が取れず右肩を打ったか。エドワーズは一瞬、レフェリーを見てから鉄槌を再開。バックを奪い、リアネイキドチョークを極めた。
エドワーズはUFC4連勝。
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▼ウェルター級 5分3R〇プナヘレ・ソリアーノ(米国)12勝4敗(UFC6勝4敗)※UFC4連勝[判定3-0] ※29-28×3×ラミズ・ブラヒマイ(米国)13勝5敗(UFC5勝3敗)※UFC3連勝でストップ
1R、ミドル級から階級下げたソリアーノはサウスポー構え。オーソのブラヒマイは右前蹴り。そこに左右を狙うソリアーノは左ミドルハイも。ガードのブラヒマイは右を突いてヒザ蹴りを狙う。
左ミドルハイをガード上に突くソリアーノ。さらに左ミドル。ワンツーのソリアーノの首を抱えてヒザ蹴りのブラヒマイは右ミドルを返す。さらに右ミドル。サウスポー構えのソリアーノも左ボディを返すと、ブラヒマイも右ボディを当てる。
右ボディに。左右を返すソリアーノ。右で外足を取るが、ブラヒマイは右に回ってサークリング。ソリアーノの左ストレート、左ミドルに、右ミドルを返すブラヒマイ。ダブルレッグでケージまでドライブして組み。切るソリアーノ。
2R、先にブラヒマイがダブルレッグから脇潜りバッククリンチ。テイクダウンを防ぐソリアーがスイッチで上になるが、テイクダウンに立つブラヒマイ。なおも両差しで押し込むソリアーノはアゴ下に頭。いったん体を入れ替えたブラヒマイを再び回してケージに押し込みヒザ。動きが落ちたブラヒマイ。ブレイク。
ブラヒマイがダブルレッグ。ドライブしてバッククリンチからボディトライアングルで足を巻く。マウントに移行すると、ソリアーノは亀に。最後はブラヒマイがマウントもホーン。
3R、サウスポー構えから左ハイのソリアーノ。組もうとしたブラヒマイに左の蹴りを当てる。組んでヒザ狙いのブラヒマイだが、突き放すソリアーノに尻餅。立つブラヒマイは、一気にダブルレッグでドライブしてテイクダウン。バック狙いも胸を合わせようとするソリアーノに立ち上がりバッククリンチのブラヒマイ。
左足をかけて崩し。シングルレッグで尻を着かせて立ち際にギロチン狙いも、すぐに抜くソリアーノが押し込み。シングルレッグで崩してパウンド。被弾しながら立つブラヒマイは首を抱えてギロチン狙いも、テイクダウンするソリアーノがハーフで上に。左腕で首を抱えたままのブラヒマイは絞め直すが極まらずホーン。
判定3-0(29-28×3)でソリアーノが勝利。
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▼ウェルター級 5分3R 〇ジャンポール・レボスノヤニ(米国)10勝2敗(UFC1勝0敗)[判定2-1] ※29-28×2, 28-29×フィリップ・ロウ(米国)11勝7敗(UFC4勝5敗)
1R、サウスポー構えの“柔術の神童”レボスノヤニはUFCデビュー。オーソのベテランのロウは対峙すると大きさが目立つ。左インローのレボスノヤニは左オーバーハンドからシングルレッグ。離れたレボスノヤニはオーソになって右ローも、そこに右を突くロウ。
右カーフのレボスノヤニ。ロウの左右をかわして組んでダブルレッグテイクダウン。ロウの立ち際にギロチン、ダース狙い。嫌って仰向けになるロウ。そこにヒジ打つレボスノヤニ。上体を立てようとするロウに再びダース狙い。背中を着けたロウにヒジ。その際で立ったロウ。
レボスノヤニの入りにヒザをヒット。額を赤くさせたレボスノヤニだが、右オーバーハンドで前に。さばいたロウは右の上下の攻撃を返す。落ち着いた表情。
2R、圧力をかけるロウに、遠間からシングルレッグに入るレボスノヤニ。切ったロウに離れて左ミドルを当てたレボスノヤニ。ロウも押し戻すが、再び左ミドルを当てたレボスノヤニがシングルレッグへ。ケージ背にヒジを突き差し上げたロウ。
右で差すレボスノヤニの左手首を掴んでクラッチさせないロウだが、レボスノヤニは角度を変えてボディロックテイクダウン。ロウはケージ背に立ち上がり。そこにパンチのレボスノヤニだが、立つロウは跳びヒザも、そこにレボスノヤニが右からテイクダウンを合わせてロウに尻餅を着かせる。
3R、ジャブから入るロウに、カーフから左、右オーバーハンドのレボスノヤニ。ハイのロウに、レボスノヤニは右カーフ、左ジャブも届かせる。右ハイのロウをブロッキングから左右で詰めるレボスノヤニ。ロウは右ハイ。さらに右の蹴りもその打ち終わりにテイクダウンしたレボスノヤニ。袈裟固めから胸を合わせてトップ。
上体立てるロウにまたもダースのプレッシャーでロウに背中を着かせてヒザを立てようとするところにリアネイキドチョーク狙い。首を狙われると仰向けになって外すも背中を着くロウ。
半身から立ったロウはワンツーを当てると、左右フックも。レボスノヤニも打ち合いに応じてホーン。判定2-1(29-28×2, 28-29)でレボスノヤニが勝利。
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▼フェザー級 5分3R〇ジョーダン・レビット(米国)13勝3敗(UFC6勝3敗)[判定3-0] ※29-28×3×ヤーディエ・ デル・ヴァイエ(キューバ)10勝1敗(UFC2勝1敗)
1R、ともにサウスポー構え。両手を前に、デル・ヴァイエが出てきたところに組んでボディロックテイクダウンするレビット。立つデル・ヴァイエに右で差して左ヒザもローブローに。再開。
ワンツー、前蹴りで圧力をかけるデル・ヴァイエにレビットはまたもボディロックテイクダウン。サイドにパスするがデル・ヴァイエはケージを使って立ち上がり。しかしレビットはボディロックしたまま。再びテイクダウンを奪うとデル・ヴァイエに背中を着かせてインサイドガードからパウンド。拍子木にストレートフットロックを見せてホーン。
2R、両手を前に突き出すレビット。デル・ヴァイエのローに関節蹴り。オーソになって右三日月蹴りも。ボディから左オーバーハンドを振るデル・ヴァイエ。レビットのダブルレッグをがぶってギロチンで回すが、トップ、サイドはレビット。ハーフから細かいパウンド。デル・ヴァイエの潜りを潰す。
デル・ヴァイエは下から蹴り上げが頭に入り、中断。再開は同じポジションから。レビットがまたも残り10秒でストレートフットロックでホーン。
3R、サウスポー構えで右の前蹴りを上下に散らして打つレビット。変則的なレビットに、デル・ヴァイエは手が出せず。サークリングするレビットはムエタイの最終Rのごとく回るが、下がりながらのダブルレッグを切られて、デル・ヴァイエのヒザも被弾し引き込み下に。
両脇差してクラッチして抱き寄せるレビット。バタフライガードからハーフでロックダウン。上のデル・ヴァイエは中腰でパウンドも、そのスペースでレッスルアップしたレビット。潜りのデル・ヴァイエの尻を平手で叩き、サイドを奪ったところでホーン。しゃがんで顔を上げられず落ち込むデル・ヴァイエ。
判定3-0(29-28×3)でレビットが2連勝。地元ヒューストンのデル・ヴァイエはMMA10連勝(UFC2連勝)中だったがストップ。
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▼女子フライ級 5分3R〇カーリ・ジュディス(米国)6勝2敗(UFC3勝1敗)※UFC3連勝[判定3-0] ※29-28×2, 30-37×ジュリアナ・ミラー(米国)4勝4敗(UFC2勝3敗)
1R、サウスポー構えのジュディスにオーソのミラー。ジャブを突くジュディスに。ミラーはシングルレッグからバッククリンチ。引き込みボディトライアングルを作り、リアネイキドチョークを狙う。腰をずらしているジュディスは背負って立ち上がり。四つでクラッチしたミラーはケージに押し込みヒザ。小手巻くジュディスは離れる。
詰めて前蹴りのジュディス。さらに左ストレートも。ミラーの組みを剥がして前蹴り。ジュディスはアッパー。ミラーの入りにヒジも。
2R、先に圧力をかけるジュディスはサイドキック、ワンツーの左で前に。さらに左アッパー、左前蹴り。カーフも。ミラーの組みを切って左ハイ。サークリングするミラーを追って左テンカオ、左ミドルも。
3Rもリズムよく蹴りと左ストレートで前に出るジュディスに、ミラーは組んで脇潜りバッククリンチから引き込みバック。腰をずらして正対狙うジュディスは亀になったところで完全バックを獲られる。左腕で絞めるミラーだが、アゴ上でずれている。正対際に腕十字を狙うが横に落とされ、ミラーは立ち上がり。
すぐに打撃で詰めるジュディス。左ボディストレート。右から左アッパー、右フック。ミラーも押し戻すが、すぐに圧力をかけるジュディスはミラーのスピニングバックフィストをかわして左を打ち込みホーン。
判定は3-0(29-28×2、30-27)でジュディスが勝利。UFC3連勝をマーク。