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レポート

【K-1】軍司泰斗が斗麗をKOで返り討ちにしてトーナメント制覇、石井一成がKOで初陣飾る、江川優生が連敗脱出、鈴木勇人が“ど根性”で近藤魁成に逆転KO勝ち、与座が圧巻KO勝ち

2022/08/11 13:08

▼第2試合 K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級世界最強決定トーナメント・一回戦(1) 3分3R延長1R
〇玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/Krushフェザー級王者)
KO 2R1分03秒 ※2ノックダウン
×ジャオスアヤイ・ソー.デッチャパン(タイ)
※玖村が準決勝へ進出。


 玖村は空手を学び、キックボクシング転向後は2017年6月にNJKFバンタム級王座を獲得。2018年6月からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、2019年6月には「K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント」に出場。同年10月の試合を最後に網膜剥離(全治3カ月)で戦線離脱していたが、階級を上げて復帰。2020年11月の「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」では準決勝で新美貴士に敗れて涙をのんだ。その後は2021年3月に鷹大に勝利、5月には椿原龍矢に敗れるも、12月には才賀紀左衛門を1Rでマットに沈めると今年2月には第2代Krushフェザー級王者・小澤海斗をも破った。そして5月には新美貴士を破りKrushフェザー級王座を奪取したばかり。戦績は18勝(8KO)9敗1無効試合。


 ジャオスアヤイはタイ国BBTVスタジアム・フェザー級8位で、2019年11月の「第3代K-1フェザー級王座決定トーナメント」に初来日。1回戦で安保璃紅を必殺の飛びヒザ蹴りでKO、準決勝でも卜部弘嵩との延長戦に及ぶ激闘の末に勝利。決勝こそ江川優生の左ボディに沈んだものの、鮮烈なインパクトを残した。2020年3月『K'FESTA.3』で小澤海斗からも勝利を収めている。今回はそれ以来の来日。戦績は70(22KO)37敗2分。



 1R、玖村は右ロー、右ミドル、左ジャブで先制。ジャオスアヤイは玖村の蹴りをカットせず、右ローと左ミドルを返す。玖村は右カーフから右フック。ジャオスアヤイは得意の飛びヒザを繰り出しつつパンチを狙うが、玖村はヒザを合わせる。玖村の右フックにジャオスアヤイが右ストレートを返そうとしたところへカウンターの右ハイでダウンを奪う。


 2R、玖村の右にフラつきながらも左ミドルを返すジャオスアヤイ。左ミドルを蹴ろうとしたジャオスアヤイを玖村が左でプッシュするようにして倒し、これがダウンに。最後は右フックからラッシュをかけて玖村がKO勝ちで幸先のいいスタートを切った。

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