Krush.185 ~in OSAKA~2026年2月1日(日)大阪・エディオンアリーナ大阪第2競技場※ABEMA配信
▼メインイベント(第10試合)Krushフェザー級 3分3R延長1R斗麗(WIZARDキックボクシングジム)大脇 武(BOND GYM)
斗麗はオランダの名門Mike's Gymでも練習を重ね、2018年12月に16歳の若さでプロデビュー。2021年2月に6戦無敗でKrushフェザー級王者・新美貴士に挑んだが、判定で初黒星を喫した。2022年8月の「K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」では決勝へ進出したが、軍司泰斗にKOで敗れ準優勝。2023年12月に川上叶、2024年10月は兼田将暉に連敗を喫するも2025年11月に橋本雷汰に判定勝ちで再起。戦績は14勝(5KO)6敗。
大脇は元DBS&RKAフェザー級王者。2024年11月からK-1グループに参戦し、2025年6月の3戦目で竹内将生に勝利。前戦は9月に関口功誠に判定負け。戦績は17勝(8KO)12敗1分。
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▼セミファイナル(第9試合)Krushライト級 3分3R延長1R上野空大(kickboxing gym SHINYUUKI+)丸山晃毅(VICTORY GYM)
上野は3歳から空手を始め、フルコンタクト空手では通算70大会で優勝を果たしている“フルコンタクト空手70冠”。K-1アマチュアを経て2023年3月にプロデビューを果たし、2024年9月にゴンナパー・ウィラサクレックの対戦相手に抜擢。体重超過していたゴンナパーに3RでTKOに敗れ、初黒星を喫した。2025年4月29日に児玉兼慎にもKOで敗れたが、2025年6月のRIZIN北海道大会でファーパヤップに勝利した。しかし9月、永澤サムエル聖光と激闘の末に延長戦で判定負け。空手仕込みの多彩な足技を得意とする。戦績は5勝(2KO)3敗。
丸山は元W clutchライト級王者で戦績は6勝(5KO)4敗。Krushは今回が初参戦。
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▼第8試合 Krushフライ級 3分3R延長1R吉川仁清(WIZARDキックボクシングジム)松本愛斗(月心会チーム侍)
吉川は2025年1月からKrushに参戦し、菊地海斗にKO勝ちも、その後は安尾瑠輝、大久保世璃に敗れており、戦績は5勝(4KO)2敗。
松本は第5代DEEP☆KICK -51kg王者で、今回がKrush初参戦。戦績は4勝(2KO)2敗。
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▼第7試合 Krushスーパー・ライト級 3分3R延長1R大利賢佑(team ALL-WIN)田中陸登(拳狼会)
大利は2022年10月に児玉兼慎に敗れて以降は3連勝をマークしたが、2025年5月の近藤魁成戦で判定負け。戦績は3勝(2KO)2敗。
田中は第12代ACCELライト級(-65kg)王者、初代X-FIGHTスーパーライト級(-65kg)王者、初代KINGS CUPスーパーライト級(-65kg)王者、2024年GAINA魂ライト級(-61kg)トーナメント優勝の実績を持つ23歳。戦績は19勝(1KO)3敗3分。Krushには初参戦となる。
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▼第6試合 Krushスーパー・ウェルター級 3分3R延長1R×杉若 怜(WIZARDキックボクシングジム)判定0-3 ※28-30×2、29-30〇松本和樹(K-1ジム川口ブルードラゴン)
杉若は2025年5月にKrush初参戦、体重超過していた海斗にKO負けを喫したが、7月の小鉄戦では判定勝ち。4勝(1KO)1敗。
松本は勝っても負けてのKO決着の試合を続けていたが、2024年8月に三宅祐弥に判定勝ちして以降は佐野天馬、小田尋久に判定勝ち。戦績は6勝(4KO)5敗1分。
1R、サウスポーの松本は開始と同時に突進して左ローを連打。杉若も右インカーフを蹴っていく。この右インカーフに左ストレートを合わせる松本。杉若は蹴りを出す松本にワンツーを合わせる。左フックを当てて前へ出て杉若を松本がワンツーで迎え撃ち、連打をヒットさせてフラつかせた。松本は右インローと右の与座キック。さらに前へ出てくる杉若に右フックからの左フックを当てていった。
2R、前に出てワンツーを打つ杉若に、松本は左ストレートからの右フックを返す。顔面にパンチを当て、ボディと足へ攻撃を散らす松本が左ストレートもヒットさせる。それでも前に出る杉若は右ストレート、松本は左ヒザで迎え撃つ。細かいパンチから左奥足ロー、左ヒザ、与座キックと押し返す。右ストレートの杉若に松本は左奥足ローを狙い撃ち。
3R、杉若がワンツーを連打して前に出ていくが、松本も左ストレートで迎え撃ち、プッシュしての左奥足ロー。前に出る杉若をプッシュして下がらせる松本。杉若は至近距離で顔面へのヒザを狙う。松本が左ストレートをヒットさせるが、すぐに杉若が右ヒザを顔面に当てる。残り10秒、松本がラッシュをかけて印象付けた。
判定3-0で松本がスーパー・ウェルター級で初の勝利を収めた。
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▼第5試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R〇松本涼雅(月心会チーム侍)判定2-0 ※29-28×2、29-29×山口丈瑠(パラエストラ森ノ宮)
松本は東本央貴、西元也史らに勝利して3連勝したが、横山朋哉にストップされた。2025年5月に立基、10月に山本直樹に判定勝ちで連勝中。戦績は6勝(2KO)5敗。
山口は今回がKrush初参戦。戦績は2勝1敗1分。
1R、ジャブとローの松本。両者の左フックが同時に交錯し、山口がフラつく。前に出る松本へ山口は前蹴り。右ロー連打の松本に山口は左右フックを繰り出して右ローを蹴る。松本は右ロー、左インローとローを多用。
2R、前に出る松本を右ストレートからの左フックで迎え撃つ山口。松本の右ミドルには右ローを返す。松本は右ローを蹴っていき、ワンツー。ここまで劣勢だった山口の右フックがヒットし、松本が下がる。このチャンスを逃さず山口が前へ出ていくが、松本はジャブで耐えた。
3R、再び前へ出ていく松本に山口はワンツーと右ロー、ジャブをしっかり当てていく松本は山口のローに右ストレートを合わせる。山口もジャブと左右フック。終了直前、松本の右ハイキックがヒットし、松本がワンツーでラッシュをかけて決定的な場面を作り出す。
判定3-0で松本が勝利をつかんだ。
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▼第4試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R〇三宅祐弥(Hacker GYM)判定3-0 ※29-27、30-27×2×中野大輝(TAD)
三宅はKO勝利を重ねていたが、2024年2月のSEIYA戦から8月の松本和樹戦まで3連敗中。2023年10月のSOUL戦以降、勝利から遠ざかっている。戦績は7勝(3KO)9敗。
中野は伝統派空手で2021年世界選手権団体出場、2023年全日本体重別選手権準優勝、2024年全日本体重別選手権第3位などの実績を持ち、2020年から2023年まではナショナルチームに所属。2025年2月のプロデビュー戦から2連勝。
1R、サウスポーの中野は広いスタンスで細かく刻むようなジャブから左ストレート、三宅は右インローと右ミドルハイ。前に出る三宅に中野は下がって距離を保ち、ジャブと左ストレート、右へ動いての右フック。
2R、右へ回り込む中野に右ミドルハイで左腕を蹴る三宅。中野はジャブを突いて左ストレート、回り込んでの右フック。しかし、三宅が一気に前へ出てのジャブで中野の右のガードを右側へ動かし、開いたところに右ストレートでダウンを奪う。三宅はパンチを見せながら右のテンカオを突き刺していき、ワンツーで2度目のダウンを追加。
右ミドルから右ストレートを狙い、前に出ていく三宅に中野はジャブを突いて右へ回り込んでいく。
3Rは中野が前に出てジャブ、ワンツー、右フック。三宅は右テンカオ、右ミドルで迎え撃つ。中野の左ストレートに大きく下がる三宅だが、右のテンカオをカウンターで突き刺す。さらに右ミドル。逆転を狙って顔面とボディへパンチを打つ中野に、三宅は右テンカオを狙い撃ち。左ストレート、右フックを当てる中野だが、三宅は右ミドル連打からの右ハイを返した。
判定は3-0で三宅が連敗を脱出、中野にプロ初黒星を付けた。
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▼第3試合 Krushミドル級 3分3R延長1R〇戦熊(team ALL-WIN)KO 3R 0分38秒 ※右飛びヒザ蹴り×肉弾子(米子ジム)
戦熊はMA日本キックボクシング連盟JAPAN CUPミドル級王者で、戦績は2勝(1KO)4敗。K-1グループでは1勝2敗。
肉弾子は5勝(2KO)14敗。2024年7月のK-1で初参戦も藤倉悠に判定負けしている。
1R、上背で優る戦熊がじりじりと前へ出ていき、右ストレートと左右フックで肉弾子をよろめかせる。肉弾子も戦熊のパンチをもらいながらも左右フックを打ち返すが、戦熊の右で大きくのけ反る場面も。打ち返してくる肉弾子に、戦熊はならばとヒザをボディへ。ヒザからのワンツーで肉弾子をコーナーへ詰める戦熊。ほぼ一方的な展開に。
2Rも前に出る戦熊が前蹴り、左右ミドル、ワンツー。そのワンツーに左右フックを合わせに行く肉弾子。どっしり構えて左右フックを合わせるようになった肉弾子だが、戦熊のヒザ蹴りからのワンツーをもらう。終盤、戦熊がワンツーで肉弾子をコーナーに詰めてラッシュを仕掛けた。
3R、じりじりと前に出る戦熊がワンツーからヒザ、ワンツーから顔面へのヒザ。下がる肉弾子に戦熊が右の飛びヒザ蹴りを命中させ、KO勝利を飾った。
戦熊はマイクを持つと「お楽しみいただけましたでしょうか。三つ言わせてください。ひとつ、最近団体のせいにしたり力がないとか言ってるけれど一番は選手の力なので。もっと考えて選手やっていきませんか。ふたつ、石井館長、4月にHERO'Sルールあるらしいですね。外国人でも誰でも階級も何でもいいのでやらせてください。みっつ、特にありません」と話して笑いを誘った。
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▼第2試合 女子-53kg契約 3分3R延長1R×Hotaru(Continue)判定0-2 ※27-30、29-29、28-30〇SHIORIN(=名前の後ろにハートマーク/GRATINESS)
HotaruはHOOST CUP、DEEP☆KICK、RISEなどを経て2024年11月からKrushに参戦。鈴木万李弥を相手に大健闘するも延長戦で判定負け。2025年5月には青木繭に勝利した。2025年3月には第4代KPKB(九州プロキックボクシング)女子バンタム級王者となったが、11月の初防衛戦で鈴木万李弥に奪われた。戦績は8勝(1KO)3敗1分。
SHIORINは伝統派空手の世界王者で、大和哲也のジムでプロデビュー。これまで8勝1敗2分の戦績を持つ。WMC日本女子スーパーバンタム級(-55.34kg)王者で、女子注目の選手だ。
1R、前に出るHotaruにSHIORINはワンツーと右ロー。前に出る両者はクリンチになってしまい、Hotaruに警告が与えられる。SHIORINはワンツーの連打と右ミドル、Hotaruはパンチを出すがクリンチになってしまいイエローカード(減点1)に。
SHIORINは小さい前後へのステップを踏み、飛び込んでのワンツー。Hotaruが前に出てくるとバックステップしての右ストレートも繰り出す。SHIORINの右ローにはHotaruがバックハンドブロー。Hotaruは左ミドルで距離を作り始めるが、SHIORINは蹴り足をつかんでしまい警告を受ける。
2RはHotaruが前に出すぎずジャブと左右ミドル、SHIORINはワンツーとジャブ2発からの右ストレート。ワンツーと前蹴り、ワンツーとパンチを当てていくSHIORINにHotaruも下がらず前へ出ていく。前に出るSHIORINにHotaruのワンツーもヒットする。
3R、前に出るHotaruはパンチに後ろ蹴りを織り交ぜる。迎え撃つSHIORINはワンツー、前蹴りだがHotaruに接近されてしまうためクリーンヒットは奪えない。両者にホールディングの警告。ワンツーで前に出るHotaruにSHIORINは右ストレート、Hotaruはバックハンドブロー。右フックを当てるのはSHIORIN。
判定2-0でSHIORINがKrush初陣を勝利で飾った。
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▼第1試合 Krushバンタム級 3分3R〇田邉謙心(WIZARDキックボクシングジム)判定3-0 ※30-24×3×獅音(M-BLOW)
岸和田出身の18歳、獅音はKrush初出場。2勝2敗。田邊はプロデビュー戦の17歳。バンタム級にして180cmの長身を誇る、斗麗と“狂拳”迅の弟。
1R、田邊はサウスポーに構えてパンチからヒザ。獅音は左へ回り込むが田邊の左ストレートをもらう。田邊が右カーフ、ジャブでコーナーへ追い込んでいくとヒザ。獅音が反撃しようとしたところに左ショートストレートを合わせてダウンを奪う。
獅音は右インローから左右フック。田邊がローを蹴るところに連打を繰り出す。田邊は左ボディ、左ヒザから左ハイキック。下がる獅音に一気へ攻撃を仕掛け、前蹴り、ヒザでコーナーへ追い詰める。左ストレート、ヒザ、そして左ストレートでラウンド終了間際に2度目のダウンを奪取。
2R、じりじりジャブで追い詰めていくオーソドックスの田邊に、獅音はサウスポーに構えるが、田邊はサウスポーに戻す。田邊はコーナーに詰めるとヒザ、左ボディ。左ストレート。左ミドルからの左ストレートでダウンを奪う。左ミドルから左ボディ、コーナーに追い詰める田邊が左右のヒザ、左ボディと一方的に攻めた。
3R、田邊はコーナーへ詰めると左三日月とヒザ、そして左ボディ。獅音も左右フックを放って前へ出るが、すぐに圧で下がらされる。獅音もスイッチして迎え撃とうとするが、田邊の圧、そしてボディへの攻撃にコーナーへ詰まる。田邊は左ボディストレート、軽々と顔面へ届くヒザ、ボディへのヒザから左ボディ。獅音はコーナーからコーナーへ動くが、田邊の攻撃に耐えるのが精一杯。
獅音が最後まで粘り、勝敗は判定に。30-24×3という大差で田邊がデビュー戦を勝利で飾った。