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【K-1】軍司泰斗が斗麗をKOで返り討ちにしてトーナメント制覇、石井一成がKOで初陣飾る、江川優生が連敗脱出、鈴木勇人が“ど根性”で近藤魁成に逆転KO勝ち、与座が圧巻KO勝ち

2022/08/11 13:08
【K-1】軍司泰斗が斗麗をKOで返り討ちにしてトーナメント制覇、石井一成がKOで初陣飾る、江川優生が連敗脱出、鈴木勇人が“ど根性”で近藤魁成に逆転KO勝ち、与座が圧巻KO勝ち

(C)KPKB/渡邉大希

ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2022 JAPAN
2022年8月11日(木)福岡国際センター

▼第20試合 K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級世界最強決定トーナメント・決勝戦 3分3R延長1R
〇軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1 WORLD GPフェザー級王者)
KO 1R 2分57秒 ※3ノックダウン
×斗麗(WIZARDキックボクシングジム)
※軍司が優勝。


「K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」の決勝戦は、1回戦でファク・スアレスに判定勝ち、準決勝で玖村修平を初回KOした軍司と、1回戦の椿原龍矢戦と準決勝のワン・ジュングァン戦をともに判定で勝ち上がった斗麗で争われることになった。


 両者は今年4月のK-1で対戦し、延長戦で軍司が勝利している。



 1R、斗麗が前へ出ての前蹴り、左ミドル、ジャブで距離をとる。かと思えば前へ出てのワンツーを繰り出す。軍司は前後にステップを踏むが、左足を痛めたのか一瞬気にする。そこへ斗麗は右カーフを蹴る。


 斗麗が打ちに来ると軍司は右ボディからの左フックでダウンを奪う。立ち上がった斗麗はカーフを蹴るが、軍司が一気にラッシュをかけてコーナーへ追い込み、顔面とボディへ左右の連打とヒザ蹴りでダウンを追加。最後はヒザ蹴りに来た斗麗を右ストレートで吹っ飛ばし、3度目のダウンを奪ってKO勝ち。


 今まで以上のパワフルでスピーディーな戦いぶり、畳みかけの鋭さを見せて優勝した軍司。“K-1 NEXT”にふさわしい勝ちっぷりを見せた。


 軍司はベルトを肩にマイクを持つと「K-1フェザー級王者の軍司です。これがK-1です。もう日本人選手にはほとんど勝っているので、後は外国人しかいないと思うので強い外国人を呼んでください。このフェザー級は僕の前から戦国時代と言われてきて、僕が王者になってからもそう言われ続けていて。この機会にいいチャンスをもらえたと思っているので、ここで言います。これからは僕の絶対王者の始まりです。いま武尊選手が休養しているので、次の世代のエース探しじゃないけれどそういうのがあると思うんですけれど、K-1の次期エースに僕がいいんじゃないかなと思っているので、これからも世界最強を示していくのでぜひ応援よろしくお願いします」と、“絶対王者”であることと“武尊の次のエース”になると宣言した。

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