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レポート

【K-1】トーナメントは金子晃大が玖村将史にリベンジして優勝、武尊はバチバチ打ち合い、与座優貴が朝久泰央に延長戦で勝つ番狂わせ、KANAがダウン奪う復活勝利、芦澤竜誠が逆転KO勝ち

2022/02/27 13:02

▼第14試合 スーパーファイト K-1スーパー・フェザー級 3分3R延長1R
○芦澤竜誠(DRAGON FISH)
KO 2R 1分58秒 ※左ボディブロー
×西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)


 芦澤は2018年6月の第2代K-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメントで第3位に輝き、9月には小澤海斗に勝利。スーパー・フェザー級に階級を上げて臨んだ2019年6月に大岩龍矢に敗れて引退を表明したが、2020年9月のK-1 DX「芦澤竜誠を殴りたいやつ、大募集」で現役復帰を宣言。12月のK-1両国大会で島野浩太朗にTKO勝ちして復活したが、2021年3月の村越優汰戦では判定負け。9月にはかつて敗れた卜部弘嵩と約3年ぶりに再戦し、リベンジに成功した。戦績は23勝(14KO)12敗1分。


 西元は伝統派空手をバックボーンに持ち、2019年9月大会からKrushに初参戦。友尊をハイキックでKOするインパクト大のKrushデビューを飾ったが、朝久泰央、松本涼雅、TETSUに泥沼の3連敗。しかし、2021年3月のKrushでSATORU成合をKOして連敗から脱出すると、5月のK-1ではMOMOTAROをKO撃破した。9月のK-1では村越優汰に敗れるも、12月には”DYNAMITE”高橋佑太をKO。戦績は12勝(12KO)6敗2分と、勝った試合は全てKOというKOマシーンだ。


 1R、芦澤は蹴りから右ストレート。西元はプレッシャーをかけて前へ出ると、芦澤は時折ノーガードになって右を繰り出す。西元がジャブ、左フック。芦澤がコーナーやロープを背負う場面が目立つ。西元が右ストレートから左フックを打ち込むが、芦澤はもらっても左右フックを返してくる。顔面ではなかなか倒れないと思ったか、西元はボディを打つ。


 2Rもコーナーへ詰めていく西元。左インローを蹴りながら、芦澤が打ち返してくると左フックで西元がダウンを奪う。さらにジャブから右ストレート、左フックで追い詰める西元。ここで芦澤も足を止めて打ち合い、左右フックでダウンを奪い返す。芦澤の右ストレート、西元の左フック。芦澤が左右ボディから左フック、さらに左ヒザで芦澤が2度目のダウンを追加。


 場内が大いに盛り上がる中、芦澤は身体ごと行くような左ボディをめり込ませ、逆転KO勝ちを飾った。


 芦澤はマイクを持つと「みんなありがとう。前まで俺一人で戦っていると思って、今は仲間がいるのでもっと強くなります。本日のK-1は芦澤竜誠でした。ありがとうございます。6月、俺が出ないと始まらないでしょう。誰と見たいかはSNSでつぶやいてください。みんながつぶやいた通りの試合をします。どうも芦澤竜誠でした。ピース」と、6月のメガイベントへの参戦をアピールした。

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