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レポート

【K-1】トーナメントは金子晃大が玖村将史にリベンジして優勝、武尊はバチバチ打ち合い、与座優貴が朝久泰央に延長戦で勝つ番狂わせ、KANAがダウン奪う復活勝利、芦澤竜誠が逆転KO勝ち

2022/02/27 13:02

▼第2試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント1回戦(1)3分3R延長1R
○璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)
判定3-0 ※30-29×3
×一航(新興ムエタイジム)
※璃明武が準決勝へ進出。


 璃明武は空手のバックボーンを持ち、第15回「K-1アマチュア」Aクラス-55kgトーナメントで優勝。2018年4月にプロデビューを果たし、デビューから5連勝を飾ったが、7戦目で元Krushバンタム級王者・佐々木洵樹に判定で敗れ初黒星。2021年2月の再起戦で蒼士に判定勝ちして再起を飾ると、8月から開幕した「第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」で優勝して王座に就いた。戦績は10勝(4KO)1敗。


 一航は2019年4月の『BOM』でWMC日本バンタム級王座、11月の『NJKF』でNJKF同級王座を獲得して高校生二冠王者を達成すると、2020年9月にはINNOVATION三階級王者の岩浪悠弥とWBCムエタイ日本統一王座を懸けて対戦。チェアマン判定で王座を獲得して三冠王となった。2021年2月にはRISEに参戦して大崎一貴と対戦、判定2-0で敗れるも大崎を蹴りで苦しめている。戦績は14勝(3KO)3敗2分。


 1R、ローの蹴り合いからスタートし、互いに前蹴りで距離を取り合う。強い左ミドルを蹴るのは一航。璃明武は左ボディを連打して前へ出ると、一航も左ボディを打ち返す。ジャブを突く璃明武に一航は左右ミドル。静かな立ち上がりとなったが、やや璃明武が手数とアグレッシブで優ったか。


 2R、一航が蹴りを出すとストレートの連打を見舞う璃明武。ジャブもよく出て、一航が右ストレートを放つとすぐに璃明武が連打で打ち返す。ジャブを突いていき、一航のパンチはステップでかわす璃明武。このラウンドも大きな展開はなかったが、璃明武が手数で優った。


 3R、一航は右ロー、左ミドルを蹴るが璃明武はジャブを突いて右ロー。一航のパンチはなかなか当たらない。しっかりジャブを突いて右ローを蹴る璃明武に一航は蹴りを当てるもパンチが届かず、璃明武の判定勝ちとなった。

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