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レポート

【K-1】トーナメントは金子晃大が玖村将史にリベンジして優勝、武尊はバチバチ打ち合い、与座優貴が朝久泰央に延長戦で勝つ番狂わせ、KANAがダウン奪う復活勝利、芦澤竜誠が逆転KO勝ち

2022/02/27 13:02

▼第1試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント1回戦(1)3分3R延長1R
○金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
KO 3R 1分00秒 ※右ストレート
×黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)
※金子が準決勝へ進出。


 金子は第2回K-1アマチュア全日本大会チャレンジAクラス-55kgで優勝し、2006年9月にKrushでプロデビュー。無敗のまま6戦目で軍司泰斗を破りKrushバンタム級王座を奪取、第3代王座に就いた。卓越したテクニックと攻撃力で9連勝を飾っていたが、2020年3月に玖村将史に判定で敗れ初黒星。2021年3月に1年ぶりの復帰を果たすと鬼山桃太朗にTKO勝ち、9月は晃貴に初回KO勝ちと連続KO勝利している。戦績は11勝(6KO)1敗。


 黒田は2018年5月からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、林勇汰、森坂陸、蒼士、椿原龍矢、小倉尚也らと対戦して2勝5敗1分。前戦は5月に晃貴と延長Rまで戦い、判定2-1で惜敗した。2021年8月・10月に行われた「第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」では準決勝に進出するも、璃明武に判定で敗れている。戦績は5勝10敗1分。身長174cmは8人の中で最長身。


 1R、黒田の右ローに金子がワンツー。黒田はジャブに左右のロー、金子は右カーフを蹴って右ストレート、さらに飛びヒザ蹴り。金子は飛び込んでの左フックを繰り出し、左ボディも打つ。黒田はワンツーで距離を取ろうとするが、金子は難なく入り込んで左ボディを打つ。強打を出して前に出るのは金子。


 2R、金子は右ロー&左インロー、黒田はジャブで突き放そうとする。金子はこのラウンドは蹴りを多用し、右カーフも蹴る。金子は飛びヒザで距離を詰めるとワンツー、黒田は回って下がる。金子は右カーフから左フック。


 3Rも左インローと右ローで黒田の前足を蹴っていく金子。黒田はジャブ、ワンツーを出すが金子のバックステップでかわされる。かわしたところで金子が左フックでダウンを奪う。立ち上がった黒田はワンツー、ヒザ、右ストレートで反撃するが、金子の大きい右フックをもらい、コーナーを背負ったところで金子が右ストレートを打ち抜いてKO勝ち。


 黒田は担架に乗せられた。

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