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レポート

【K-1】トーナメントは金子晃大が玖村将史にリベンジして優勝、武尊はバチバチ打ち合い、与座優貴が朝久泰央に延長戦で勝つ番狂わせ、KANAがダウン奪う復活勝利、芦澤竜誠が逆転KO勝ち

2022/02/27 13:02

▼第15試合 スーパーファイト K-1スーパー・ウェルター級 3分3R延長1R]
○アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場)
KO 1R 2分13秒 ※3ノックダウン
×松下大紀(BELIEVE MAN)


 アビラルは2016年1月に来日し、4月からキックボクシングを始めてキャリアは7年。2020年1月にHEATミドル級王座を獲得し、9月には初防衛にも成功している。12月のK-1両国大会で初参戦を果たすと、1Rに木村“フィリップ”ミノルから打ち下ろしの右でダウンを奪い、2Rに逆転TKO負けを喫したものの大きなインパクトを残した。2021年3月のK-1で小鉄に初回KO勝ち、4月のHEATではKNOCK OUT-REDスーパーウェルター級王者&INNOVATION同級王者・吉田英司にも初回KO勝ちと波に乗っていたが、7月のK-1では和島大海のローキックで3RにKO負け。10月にホームリングであるHEATでの再起戦で、藤村大輔を1Rわずか57秒でTKOに追い込み2度目の防衛に成功している。


 松下はスーパー・ライト級で戦い、2019年1月には鈴木勇人と第7代Krushスーパー・ライト級王座決定戦を争ったが、その試合を最後に一気に2階級上げてのスーパー・ウェルター級に転向。第1戦では2021年1月にEITOを初回KOに降したが、3月の城戸康裕戦では1Rに先制のダウンを奪うも2Rに逆転KO負けを喫した。8月のBigbangではジョージとドローと勢いはストップしている形に。戦績は10勝(8KO)6敗2分。


 1R、いきなり左フックを繰り出すアビラルに松下はヒザで対抗。強いジャブを打っていくアビラルが左ストレートでダウンを奪うが、松下はすぐに立ち上がる。松下は右フック、アビラルはジャブから右ストレート、左アッパー、さらに右カーフ。


 松下は強気に打ち合いに行くが、アビラルが右ストレートから打ち下ろしの右でダウンを追加する。さらに畳みかけるアビラルが左フックからの右ストレートをヒットさせ、松下がグラついたところでレフェリーがストップ。

 KOで快勝したアビラルは「去年7月、まだ忘れてないです。チャンピオンの和島選手に初めてのKO負けして。毎日悔しい想いで練習を続けてきて今日こんなKOを見せることができました。次の試合じゃなくてもいいし、次の次でもなくてもいいし、いつでもいいので僕にタイトルマッチをやらせてください。あと何試合やってからでもかまわないあので。HEATの王者としてK-1王者を目指していく」と、K-1のタイトルマッチをアピールした。

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