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レポート

【K-1】トーナメントは金子晃大が玖村将史にリベンジして優勝、武尊はバチバチ打ち合い、与座優貴が朝久泰央に延長戦で勝つ番狂わせ、KANAがダウン奪う復活勝利、芦澤竜誠が逆転KO勝ち

2022/02/27 13:02

▼第10試合 スーパーファイト K-1女子ミニマム級 3分3R延長1R
○高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM)
判定2-0 ※30-29、29-29、30-28
×Yuka☆(SHINE沖縄)


 高梨は2018年9月に『KHAOS』でプロデビューし、強打を武器に4戦全勝(2KO)。2019年5月の第2代Krush女子アトム級王座決定戦でC-ZUKAをKOして王座に就き、同年10月にはパヤーフォンを延長戦の末に降して初防衛に成功している。Krush女子アトム級王座は返上し、一階級上の女子ミニマム級に転向すると2020年6月の真美戦でダウンを奪って勝利。9月のK-1ではMIOを判定で降し、K-1の洗礼を浴びせた。2021年3月と7月はMARIに連勝し、12月には空手出身の美伶に延長戦の末に勝利した。戦績は9勝(2KO)無敗。


 Yuka☆は沖縄からの参戦で、K-1 JAPAN GROUPには2021年11月の『Krush-EX 2021 vol.7』に初参戦。Krushでは2戦目となるMMAファイターのKAIと対戦し、重い右ストレートを多用して判定3-0で勝利を収めた。戦績は4勝無敗。


 1R開始と同時にパンチを繰り出したのは高梨。左右のストレート、右ミドルで前に出る高梨にYuka☆も右ストレートを返す。高梨は左右のボディも打つ。


 2R、Yuka☆は前蹴り、右ローから右ストレートを繰り出すが、高梨は距離を詰めて連打を繰り出す。回転力を活かして倍以上の手数で攻める高梨はヒットも奪う。しかし、Yuka☆も下がらず打ち返し、ストレートの連打が高梨の顔面を捉える。前へ出るYuka☆に左右へ回り込む高梨。互いに右を打ち合う。Yuka☆は顔面の前蹴りも。手数が増えるYuka☆は右をクリーンヒット、高梨も負けじと右を打ち返す。


 3Rが始まると同時に真正面から打ち合う両者。互いに右をヒットさせる。互いに相手を下がらせようとするが下がらず、足を止めての打ち合い。手数でも負けないYuka☆は右ストレートをヒットさせ、ボディを打つ。高梨も右フックで一進一退。意地と意地のぶつかり合いとなった。


 判定は2-0で高梨の勝利となったが、Yuka☆の健闘が光った。

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