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レポート

【K-1】和島大海がファイナルマッチの木村“フィリップ”ミノルを残り10秒でKOして新王者に、軍司泰斗が第5代王座に就く、安保瑠輝也が初回114秒のKO圧勝、石井慧が2連勝

2021/12/04 15:12

▼プレリミナリーファイト第2試合 K-1フェザー級 3分3R
○石田龍大(POWER OF DREAM/K-1甲子園2019 -60kg王者)
判定3-0 ※29-28×3
×小松貴哉(K-1ジム五反田チームキングス)

 石田はK-1甲子園2019 -60kg王者で戦績は1勝1敗。小松は2勝無敗。

 1R、両者とも構えをスイッチし、ローを蹴りながら様子を見る。小松は二段蹴りを繰り出して右ミドルを当てる。サウスポーの石田は前蹴りと左ミドル。小松はスピードのある右クロスから左フックを返す。ラウンド終了間際には小松がジャンピングバックスピンキックをヒットさせた。

 2R、小松が出てくるところに左ストレートを合わせる石田。小松の右ストレートには石田が右ハイを合わせる。左ストレートを見事にかわして背中に組み付いた小松だったが、その直後、石田がそれを振り払うようにバックハンドブローを放ってダウンを奪う。石田はあくまでも待ちの体勢で前に出てくる小松のパンチをかわし、ラウンド終了間際には右フックをクリーンヒットさせた。

 3R、小松はパンチで前に出るが、石田は空振りさせて右フックを当てに行く。小松は二段蹴りから飛びヒザ蹴りと大技を見せ、石田は飛んできた小松を突き飛ばす。前に出て右ストレートでのKOを狙う小松に対してかわしていく石田。そして空振りさせての左ストレートも。

 新人離れしたテクニックを見せた石田が、最後まで諦めず倒しに行った小松を振り切って2勝目をあげた。

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