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レポート

【K-1】和島大海がファイナルマッチの木村“フィリップ”ミノルを残り10秒でKOして新王者に、軍司泰斗が第5代王座に就く、安保瑠輝也が初回114秒のKO圧勝、石井慧が2連勝

2021/12/04 15:12

▼第9試合 スーパーファイト K-1フェザー級 3分3R延長1R
×才賀紀左衛門(PURGE TOKYO)
KO 1R 1分07秒 ※右ストレート
○玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)


 才賀は空手をバックボーンに持ち、2007年大晦日のK-1甲子園でデビュー。K-1、Krush、シュートボクシング、REBELSなど様々なリングを渡り歩き、2014年10月からはMMAにも参戦。2017年12月29日には朝倉海とも対戦している。2020年12月、K-1復帰を果たして卜部弘嵩と対戦したが、ローブローを受けて試合続行不可能となり、2Rでの反則勝ちとなった。戦績は21勝(4KO)8敗2分。


 玖村は空手を学び、キックボクシング転向後は2017年6月にNJKFバンタム級王座を獲得。2018年6月からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、2019年6月には「K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント」に出場。同年10月の試合を最後に網膜剥離(全治3カ月)で戦線離脱していたが、階級を上げて復帰。2020年11月の「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」では準決勝で新美貴士に敗れて涙をのんだ。その後は2021年3月に鷹大に勝利、5月に椿原龍矢に敗れて戦績は15勝(7KO)9敗1無効試合。

 リング上では両者睨み合い。解説の魔裟斗からは、才賀が急激に体重を落としたため動きが悪いのではないかとの指摘がされる。

 1R、右ミドルを多用する玖村に才賀はジャブと左ロー。玖村は右ストレートも狙う。一発一発が強い玖村が右クロスをヒットさせ、グラついた才賀は打ち合いに行くが、そこへ玖村の右クロスが鮮やかにヒット。一発で才賀がマットに大の字となった。

 快勝に大喜びの玖村はマイクを持つと「僕は大阪で3年ぶりの試合で、3年前にいい結果を残せなかったので大阪大会にリベンジできて嬉しいです。才賀選手は昔活躍していた選手ですが、今のK-1に久しぶりに帰って来てすぐに活躍できないよというのを見せたのでまた這い上って来てください。K-1ジム五反田チームキングスは新体制になって駆け上がって行くので、キングスと玖村修平の応援をよろしくお願いします」と語った。

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