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レポート

【K-1】和島大海がファイナルマッチの木村“フィリップ”ミノルを残り10秒でKOして新王者に、軍司泰斗が第5代王座に就く、安保瑠輝也が初回114秒のKO圧勝、石井慧が2連勝

2021/12/04 15:12

▼プレリミナリーファイト第3試合 K-1スーパー・フェザー級 3分3R
○古宮 晴(昇龍會/K-1甲子園2021 -65kg王者)
判定3-0 ※30-26×3
×セルヒオ・ハノ(ボリビア/ブラジリアンタイ/初代W clutchライト級王者)


 古宮は聴覚障害のハンディを持ちながらもABEMAの『格闘代理戦争』で史上初の3人抜きに成功するなど大活躍。2020年4月にプロデビューし、現在まで2勝1敗の戦績を持つ。今年のK-1甲子園では優勝。


 1R、いきなり顔面前蹴りでハノを吹っ飛ばす古宮。ハノがフックで入ってこようとするところへ右フックや左インローを合わせる古宮。顔面前蹴りから右ストレートを決めてダウンを奪う。その後も顔面前蹴り、右ストレートをヒットさせる古宮にハノは前進するが捉えきれない。古宮は左ハイ、ハノの右フックをバックステップでかわしてすかさず右ストレートと、リーチ差と前蹴りを活かしてほぼ一方的な試合展開に。


 2Rはさらに前へ出てフックを振るうハノは右フックをヒットさせる。さらに古宮の蹴りを受けても前へ出て右フックを当てに行く。古宮は顔面前蹴りを次々と命中させ、右ストレートも繰り出すが、ハノの左ミドルがローブローになって中断。再開後、スイッチも見せて前蹴りを狙う古宮。


 3Rも左前蹴りをしっかり当てていく古宮に、ハノはサウスポーに構えるが古宮が右ストレート、ヒザ蹴り、右ハイとヒットさせていき、ジャブでも顔をのけ反らせる。さらに左ボディとハノには攻撃を当てさせず、コーナーへ詰めての連打で圧倒するなど古宮が完勝を収めた。

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