▼第13試合 スーパーファイト K-1ウェルター級 3分3R延長1R
○安保瑠輝也(CLUB es/team ALL-WIN)
KO 1R 1分54秒 ※3ノックダウン
×海斗(ポゴナ・クラブジム)
安保は2019年6月、ゲーオ・ウィラサクレックを延長戦の末に判定で破り、第4代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座に就いた。12月にはゲーオとの再戦で延長戦の末に判定勝ちして防衛に成功。2020年3月にはわずか3カ月のスパンで2度目の防衛戦に臨み、不可思を判定に下している。しかし、9月の3度目の防衛戦で山崎秀晃に初回KOで敗れて王座を失った。今年7月大会からウェルター級に階級を上げ、幸輝を1Rわずか53秒でKOすると、9月の「K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント」1回戦でアラン・ソアレス、準決勝で松岡力をKOして決勝へ進出したが、野杁正明にKOで敗れた。戦績は22勝(12KO)5敗。
海斗は『THE OUTSIDER』を経て2017年10月にKrushデビュー。強靭なフィジカルの強さを活かした攻撃力を誇り、戦績は8勝(6KO)5敗。2020年3月の「第3代K-1スーパー・ウェルター級王者決定トーナメント」に出場したが木村“フィリップ”ミノルの剛腕の前にマットに沈み、同年8月の「第7代Krushウェルター級王座決定トーナメント」では近藤魁成にKO負け。今年3月には寧仁太・アリにKO負けと泥沼の3連敗。今回の安保戦に再起を懸ける。
1R、サウスポーの海斗に安保は右ミドル、右ロー。右ストレートで前へ出て左フックから右ストレートを打ち抜きさっそくダウンを奪う。左ローを蹴る海斗にまたも安保は右ストレートをヒット。前に出る海斗に左フック、右ストレート、左ボディから右ストレート、そしてフックを打ち下ろして2度目のダウンを追加。最後はバックハンドブローから右ストレートを打ち抜き、KOチャンスを逃さずKO勝ちした。
マイクを持った安保は「9月のトーナメントで屈辱の敗戦から2カ月で復帰して、1RでKO出来てホッとしています。日本人のウェルター級でやる相手がいないと思いますが、自分の上に野杁チャンピオンがいて。人に上に立たれれるのは凄く嫌なので、1年以内に野杁選手を倒します」と、リングサイドで観戦していた野杁へ宣戦布告した。