▼第4試合 スーパーファイト K-1クルーザー級 3分3R延長1R
×工藤勇樹(エスジム/第2代KROSS×OVERヘビー級王者)
KO 2R 2分11秒 ※右ハイキック
○谷川聖哉(K-1 GYM AGAMI-ONO KREST)
谷川は2016年正道会館第14回ウェイト制全日本空手道選手権大会重量級準優勝、第1回&第3回真正会全日本空手道選手権大会重量級優勝の実績を持ち、極真会館にも挑戦して2016年第33回全日本ウェイト制空手道選手権大会重量級4位、2016年第48回全日本空手道選手権大会7位入賞の成績を収めた。2017年5月にキックボクシングでプロデビューし、2020年3月よりK-1 JAPAN GROUPに参戦。今年3月にはRUIを判定で破り、7月の「第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメント」では1回戦で杉本仁を破るも決勝でサッタリにKO負けで王座に届かなかった。戦績は6勝(2KO)5敗1分。
工藤は25勝(15KO)20敗2分と47戦のキャリアを持つベテラン選手で、2015年10月に蹴拳インプレッションルールライトヘビー級初代王座を獲得。2017年12月には現在K-1に出場している実方宏介からも勝利を収めている。K-1 JAPAN GROUPには2016年7月から参戦し、2勝3敗。今年3月には第2代KROSS×OVERヘビー級王者となり、7月の第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメント・リザーブファイトでは中平卓見にバックキックでKO勝ちしてベテラン健在ぶりを示している。
1R、ローの蹴り合いからスタート。工藤は空手出身の谷川のお株を奪うような後ろ蹴りを見せる。さらなるローの蹴り合いから谷川が左顔面前蹴りをいきなり見せると、前に出た谷川が体当たりのような形からの右フックでダウンを奪う。立ち上がるとまたもローの蹴り合いだが、工藤は左足を気にする。右ローで転倒する工藤を谷川はロープに追い詰めていき、右ロー、顔面前蹴り、三日月蹴り。
2R、前に出る谷川が右ロー、右フック。工藤は後ろ蹴りを繰り出すが不発。谷川は右フックから左ボディ、工藤はクリンチする。工藤はサウスポーになっての左ストレートを繰り出すが、、谷川の左フックで頭を下げたところへ谷川が右ハイキックを蹴り上げる。工藤が弾けるようにダウンし、レフェリーが即ストップした。
KO快勝を収めた谷川は「昔のK-1みたいに自分より大きな外国人選手とやって勝っていきたいです。日本を代表するクルーザー級の選手になっていきたいのでK-Jee選手、怪我を治して来年試合してください。押忍」と、今回中止となったK-Jeeとの試合を改めて組んで欲しいとアピールした。