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【K-1】和島大海がピケオーをKO、海人との対戦をアピール!KANAも秒殺KO、93秒KOの野杁が世界強豪との対戦アピール、軍司と菅原が判定勝ち、与座が43秒KO勝ち

2023/07/17 11:07

▼第18試合 スーパーファイト K-1フェザー級 3分3R延長1R
〇軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1 WORLD GPフェザー級王者)
判定3-0 ※30-27×3
×ダウサヤーム・ウォーワンチャイ(タイ/ウォーワンチャイプロモーション/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級6位)


 軍司はK-1アマチュア優勝を経て2015年2月にプロデビュー。2016年にK-1甲子園優勝を果たし、2017年9月にはKrushバンタム級王座を獲得(第2代)。2021年12月に椿原龍矢の持つK-1 WORLD GPフェザー級王座に挑戦し、延長戦の末に判定勝ちで第5代王座に就いた。2022年2月には武尊とエキシビションマッチで拳を交え、8月の「K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」では優勝。12月にはワン・ジュングァンを判定で破り、2022年を5戦全勝で終えて『K-1 AWARDS 2022』ではMVPを獲得。2023年3月にはムエタイのトップ選手ヴュー・ペッコウーソンを判定に破り、初防衛に成功した。戦績は22勝(6KO)5敗1分。


 ダウサヤームは軍司より身長が8cm高く(軍司167cm、ダオサヤーム175cm)、66勝(19KO)5敗の戦績を持つ26歳。元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級6位で、2017年から日本で試合を行っている。計量級トップ選手たちに連勝して日本人キラーと呼ばれ、2020年にはKNOCK OUTで安本晴翔と対戦して判定2-1で敗れるも接戦を演じた。現在は石井一成と同じジムで練習を積んでいる。


 1R、軍司はいきなり左ボディからワンツー、左右フック、左右ボディと倒しにかかる。ヒザを入れるとダウサヤームもヒザを返す。左右の連打を叩き込む軍司は、離れようとするダウサヤームを逃がさない。しかし、ダウサヤームも足払いで鮮やかに軍司をコカしてみせる。前に出る軍司には思い切り右ストレートを放ち、左ミドルを蹴る。軍司はステップを踏んで左インローを蹴っていき、中盤には再び左右ボディと左右フックでラッシュを仕掛ける。ダウサヤームは思い切り右フックを返し、ヒザで迎え撃つ。


 2Rも距離を詰めて左ボディから右フックとアグレッシブに攻める軍司。ダウサヤームはヒザで応戦する。軍司は右ストレートを叩き込むと左右ボディ、アッパーでラッシュを仕掛け、ダウサヤームはガードを固めながらも打たれっぱなしにはならず左右フック、プッシュで突き放す。ダウサヤームが前に出てくると、軍司はカウンター狙いか下がって様子を見る。再び前に出る軍司はワンツーから右アッパー、コーナーに詰めると左右ボディとヒザ。ダウサヤームも左右フックで反撃するが、軍司ペースで進む。


 3Rも前に出る軍司にダウサヤームは左右のミドル、軍司はローを蹴っていき、左右ボディから左フック。ロープを背負わせて猛攻を加える軍司だが、ダウサヤームもボディを打ち返してくる。軍司のパンチは当たってはいるが、ダウサヤームは打たれ強く必ず返してくる。軍司の強打にダウサヤームも強打で応え、軍司も打ちまくる。ダウサヤームの左フックをダッキングでかわしての軍司の右ストレートがクリーンヒット。バランスを崩すダウサヤームだが持ちこたえる。


 打ち合いは最後まで続き、倒すことは出来なかったがジャッジ三者とも30-27と軍司の圧勝となった。

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