▼第1試合 K-1スーパー・ライト級 3分3R延長1R
△不可思(クロスポイント吉祥寺/KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王者)
ドロー 負傷判定1-1 ※29-30、30-29、30-30
△ジン・シジュン/韓国/チームサイコピットブルス/大韓キックボクシングCKSミドル級王者)
不可思は様々な団体で試合を行い、合計5本のベルトを獲得。2019年6月にK-1へ初参戦、佐々木大蔵に流血TKO負けを喫して初陣を勝利で飾れなかったものの、2019年12月には大和哲也にKO勝ち。2020年3月にK-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の安保瑠輝也に挑戦したが判定で敗れ王座奪取ならず。2022年は4月に小嶋瑠久をTKO、9月に大野祐志郎をKOに破ったが、12月に林健太に敗れた。2023年3月にはKNOCK OUTに参戦し、バズーカ巧樹をKOで破り再起。戦績は44勝(21KO)18敗2分。
シジュンは2010年にプロデビュー、大韓キックボクシングCKSミドル級王者、TAS7チャンピオンシップ優勝などの肩書きを持ち、凶暴なファイトスタイルから“コリアン・サイコ”の異名を持つ。日本でも定期的に試合を行っており、2013年7月に新日本キックで斗吾を1Rわずか21秒でKO。2014年1月に日菜太に判定負け、12月はJ-NETWORKで武田一也にTKO負け。2019年11月には岡山ジム興行で行われたトーナメントに参戦し、1回戦で小川翔に判定で敗れた。他にもムエロークやHEATなどでも試合を行っている。2020年2月には『GLORY』にも参戦を果たし、ヴィンセント・フォシアーニとダウン応酬の末に判定負け。70kg前後で多く試合をしていたが、今回はスーパー・ライト級(-65.0kg)での参戦となる。戦績は19勝(9KO)8敗1分。
1R、不可思は右ストレートを軸に右ロー、ジャブ、左アッパーを繰り出す。シジュンは前蹴りで突き放しての右ロー。不可思はジャブを突き、パンチを見せながら右ローをしっかり蹴っていく。不可思の右へ回り込みながらの右フックが決まる。軽やかなステップを踏んで動き回る不可思にシジュンは右ローと左インロー。不可思は上体もよく動かす。
2Rも上体を動かし、軽やかなステップを踏む不可思。そこへシジュンは右フック。この右フックが何度か不可思を捉える。さらに右ロー。不可思はジャブを突き、右ローを蹴る。しかし、ダッキングしたところでシジュンの右ハイをもらってバランスを崩す。前に出ていくシジュンが蹴りで不可思に畳みかける。
3R、前に出る不可思はヒザ蹴り、ジャブ。不可思がボディを打ちにいったところでバッティングがあり、シジュンは眉間から出血し、ドクターチェックとなる。ここで試合はストップ。アクシデントによる試合続行不可能のため、ここまでの判定に。