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【K-1】和島大海がピケオーをKO、海人との対戦をアピール!KANAも秒殺KO、93秒KOの野杁が世界強豪との対戦アピール、軍司と菅原が判定勝ち、与座が43秒KO勝ち

2023/07/17 11:07

▼第20試合 K-1女子フライ級タイトルマッチ 3分3R延長1R
〇KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1 WORLD GP女子フライ級王者)
KO 1R 0分52秒 ※左ミドルキック

×マッケンナ・ウェイド(イギリス/Millennium Martial Arts/WAKO K-1ルール世界選手権女子-52kg優勝)
※KANAが3度目の防衛に成功


 KANAはK-1女子部のエースとして活躍。2016年4月に第2代Krush女子フライ級王者となり、同王座は2017年1月にメロニー・ヘウヘスに奪われるも、同年12月に奪回。2019年12月に行われた初代女子フライ級王座決定トーナメントで優勝し、初代K-1女子フライ級王座も手にした。2020年11月にノンタイトル戦で壽美に判定で敗れ、しばらくリングから離れていたが2022年2月に復帰。


 6月のK-1女子大会でスーリ・マンフレディと倒し倒されの激闘を演じて最後はKO勝ち。12月には元Enfusion女子ストロー級王者オロール・ドス・サントスを初回KOに沈めると、2023年3月にはフンダ・アルカイエスをカーフキックでKOして2度目の防衛に成功した。戦績は21勝(10KO)3敗。


 ウェイドは10代の頃からアマチュアで活躍し、WAKO K-1ルール世界選手権女子-52kg優勝、WKO K-1ルール欧州女子-52kg王座を獲得。ボクシングルールの試合にも出場している。まだ20歳で戦績は7勝(3KO)4敗。


 1R、前に出てくるウェイドはジャブ、右フック、右ミドル。KANAもジャブを突いて右ミドル、ステップインしてのワンツーを当てる。それでも強気に前へ出ようとしたウェイドに、KANAは右カーフキック。これに一瞬バランスを崩すウェイド。するとKANAは前へ出て左右ボディから左インロー、一度離れると得意の右オーバーハンドを叩き込む。ウェイドは左の目じりから出血が見られる。


 再び前へ出てきたウェイドは右インローを蹴るが、すかさずKANAが左ミドルを蹴り返す。この一発でウェイドは崩れ落ち、うずくまったまま立てず。完全にボディを効かせてKANAが秒殺KOで3度目の防衛に成功した。


 KANAはマイクを持つと「K-1の王者はやっぱりKOじゃなければダメでしょう。自分はこのベルトと共に世界最強を目指します。世界最強のアニッサ・メクセンにめちゃくちゃラブコールを送っているので、今年の12月、大阪で実現させたいと自分は思っているので、みなさんたくさんのパワーをください。今日の試合も短い時間でしたけれど課題もあるので、しっかり次に向けてやっていきます」と、目標としていたアニッサ・メクセンと12月に戦いたいとアピールした。

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