▼第6試合 K-1ライト級 3分3R延長1R
〇篠原悠人(DURGA/第6代Krushスーパー・ライト級王者)
判定3-0 ※30-27×3
×龍華(ザウルスプロモーション/K-1甲子園2019・2020 -65kg王者)
篠原は幼少期から空手・キックボクシングを学び、2015年にK-1甲子園優勝。2016年4月にプロとしてK-1デビューを果たすと、2018年8月に第6代Krushスーパー・ライト級王座に就いた。12月にはライト級世界最強決定トーナメントの1回戦でゴンナパーに勝利して名を挙げて準優勝。2020年6月、Krushライト級タイトルマッチで王者ゴンナパーに挑むも、判定で敗れてKrush2階級制覇はならず。その後、3連敗を経験するも3連勝、2022年8月に与座優貴に敗れたが、12月には弘輝から勝利を収めた。戦績は17勝(6KO)7敗。
龍華はK-1甲子園の-65kgで2019・2020と連覇。プロデビューは2018年11月で、2019年6月から2021年9月まで破竹の8連勝(5KO)を飾るが、2022年2月に里見柚己に延長戦の末に判定負け。今回が1年5カ月ぶりの再起戦となる。戦績は8勝(5KO)2敗。
1R、サウスポーの龍華は相手が前へ出ようとしたところへヒザへの前蹴り。篠原はジャブからワンツーを繰り出したいところだが、龍華が蹴りで迎え撃つ。
2R、龍華の右前蹴りで篠原がダウンするが、映像判定が行われローブローと判断されてダウンは取り消しに。再開後、龍華は前へ出てくる篠原にカウンターのテンカオ。篠原はサウスポーにスイッチしての左フックを繰り出すが、龍華のカウンター狙いに慎重だ。しかし、残り1分を過ぎたところでサウスポーにスイッチして思い切り振った左フックがヒット。龍華がフラつく。さらにスイッチしての左ストレートを打つ篠原。
3R、篠原は左フック狙い。龍華は左ローと膝への前蹴り、篠原が出てくるのを待ってのカウンター戦法だが、ヒザ蹴りにいこうとしたところに篠原が右を合わせてスリップ気味のダウンを奪う。龍華は前へ出ていくが篠原がコンビネーションパンチを回転させ、龍華に攻めさせない。逆転を狙っての龍華のハイキックは空振り。篠原がジャブを当てて試合を終えた。