▼第5試合 -59kg契約 3分3R延長1R
×龍斗(team NOVA)
判定0-2 ※30-30、29-30、28-30
〇久井大夢(TEAM TAIMU/KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王者)
龍斗は現Krushライト級王者・里見柚己の盟友で、2021年からBigbangにも定期参戦。2022年11月に第6代Bigbangフェザー級王座に就くと、今年2月のKrush後楽園で岡嶋形徒に判定勝利、6月のBigbangで神田賢吾に左ハイキックでKO勝利と連勝を続けている。
久井はKNOCK OUTアマチュア・アダルト65kg優勝(2022年2月)、同60kg優勝(2021年8月)、同55kg優勝(2021年3月)の実績を持ち、2022年4月大会でプロデビューしてKO勝ち。12月の王座決定戦に大抜擢されると新田宗一朗に2RでKO勝ちし、わずか3戦目でKNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座に就いた。2023年3月には元山祐希に勝利し、プロ戦績を4勝(3KO)1敗としている17歳。K-1には今回が初参戦。
K-1のリングでBigbang王者vs.KNOCK OUT王者という一戦が実現した。
1R、ゴングと同時に相手コーナーへ飛び込んでいった久井。サウスポーからジャブ、左ボディ、右フックと攻める。龍斗も左右ローを蹴るが、久井がすぐに飛び込んで左右フック、離れると左三日月。久井の左ボディが何度も龍斗を捉える。
2R前のインターバルでは、KNOCK OUTの宮田プロデューサー、ぱんちゃん、龍聖の姿が映し出された。久井はジャブから飛びヒザ蹴り、龍斗が右ミドルを蹴るとすぐに右ストレートを返す。ジャブ、左インロー、龍斗の蹴りに合わせた左ストレートと距離をとった攻撃を放つ久井。龍斗の攻撃には必ず攻撃を返す。さらに飛びヒザ。久井は接近すると左右フックの連打をまとめてすぐに離れる。龍斗が前に出てくると胴廻し回転蹴りと久井は多彩な技を繰り出す。久井の左ストレートからの後ろ蹴りでラウンド終了。
3R、久井が左ミドルハイを連打、龍斗の右ストレートへすぐに左ストレートを返す。突然前へ出たり、バックステップで外したりと距離を支配する久井。龍斗は前へ出ていくが久井に回転技やコンビネーションで押し戻される。左ストレートをしっかり当てる久井。そして連打をまとめて印象付ける。久井の鋭いヒザが突き刺さり、久井は前へ出ていく。龍斗もパンチを返すが、久井の攻撃の手数が圧倒的かつ多彩。久井が左ハイから右フックを繰り出して試合終了。