▼第4試合 -64kg契約 3分3R延長1R
〇大沢文也(ザウルスプロモーション/第7代Krushライト級王者)
判定3-0 30-28×2、30-27
×東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
大沢は小学生の時から始めたボクシングで優れたテクニックを持つベテラン選手。2018年9月にはKrushライト級王座に挑戦してタイトル奪取ならずも、同年12月の「K-1ライト級世界最強決定トーナメント」では準優勝を果たした。2022年4月に瓦田脩二を破り、第7代王座に就くと8月のK-1ではデンサヤームに判定勝ち。2023年6月の初防衛戦では1月に無効試合となった里見柚己との再戦に敗れ、王座を失った。戦績は29勝(3KO)20敗3分1無効試合。
東本も長らくライト級でキャリアを重ね、昨年11月のKrush後楽園大会で大月晴明に-64kg契約で勝ったことをきっかけにスーパー・ライト級に挑戦。今年1月のKrushスーパー・ライト級王座決定トーナメント1回戦では、そのトーナメントを制した稲垣澪とダウンを奪い合う熱戦を繰り広げ、4月の中国遠征では元K-1ライト級王者ウェイ・ルイとも拳を交えた。
1R、東本はサウスポー。大沢はいつも通り両腕を下げた構えで前後のステップを踏む。両者ともローを蹴り、大沢はサウスポーのスイッチして左ローを蹴る。ローを蹴り合い、両者様子を見た。
2R、東本はジャブ、さらに右手を大きく伸ばしてけん制。大沢はサウスポーからの左ロー、オーソドックスに戻ると右三日月。東本は圧をかけていくが、大沢は自分からロープを背負っているようだ。東本は左ローを蹴り、さらにもう一度蹴ろうとしたところで大沢のカウンターの右ワンツーを合わされ、ダウンとなる。
2R,前に出る東本が右ロー。大沢も右ローを返す、東本が左右フックを振り、前へ出て行っての左フック。大沢は左ボディ。最後までカウンターを狙う大沢、攻める姿勢を見せ続ける。