▼第9試合 K-1クルーザー級 3分3R延長1R
×AKIRA Jr(フィリピン/若獅子会館総本部)
KO 3R 1分08秒 ※右ストレート
〇星龍之介(POWER OF DREAM)
AKIRA Jrはフィリピンと日本のハーフで、関西を中心に活躍する重量級ファイター。これまでRKSクルーザー級と蹴拳スーパー・ミドル級の2本のベルトを獲得している。2022年8月11日、K-1九州大会でK-1初参戦。K-1クルーザー級のトップ戦線で活躍するANIMAL☆KOJIをKOし、12月には加藤久輝もKO。クルーザー級で頭角を現わしている。戦績は15勝(6KO) 8敗1分。
星は極真会館『第12回オープントーナメント全世界空手道選手権大会』で第6位に入賞するなど空手で活躍してキックボクシングに転向。Krushで2連続KO勝ちし、今年1月のビッグバンでは3戦目にしてBigbangヘビー級王者・坂本英則もKOしている重量級級のホープ。
1R、まずはローの蹴り合い。星が左ローを蹴るとAKIRAも必ず蹴り返す。ジャブを突くAKIRAに星はガードを固めて左インローも蹴る。星もジャブを突き、ローの蹴り合いが続く。星のワンツーにグラついたAKIRAだが負けじと打ち返し、星も応戦。両者一歩も退かない。両者の右がヒットする。
2Rもローの蹴り合い。前に出ようとする星をAKIRAがジャブと前蹴りでけん制する。攻めあぐねている様子の星だが、星がワンツーと右カーフで優勢の場面を作る。星の右ストレートからの左フックにグラつくAKIRAへ星が畳みかけるがまたもラウンド終了のゴング。
3R、ジャブを突くAKIRAに星は右ロー。星のワンツーがヒットし、下がるAKIRA。星が左ハイからのワンツーでダウンを奪う。何とか立ち上がったAKIRAだが、レフェリーが様子を見てストップ。AKIRAはその場に崩れ落ちた。星が無傷の3連勝をマークした。
マイクを持った星は「強くてやる前に倒すか倒されるかの試合になると思っていたので倒せて嬉しく思います。まだ自分のことを知らないファンの方々がいっぱいいると思います。これから重量級、K-1を面白い試合をして盛り上げられるように頑張りますので覚えて帰ってください」とアピールした。