▼第1試合 K-1ミドル級 3分3R延長1R
×神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
判定0-3 ※27-28×3
〇ヴィニシウス・ディオニツィオ(ブラジル/ブラジリアンタイ)
1R、両者かなりの接近戦で左右フックとボディを打ち合う。神保はジャブを突き、アッパーを突き上げ左ボディ打つ。ディオニツィオは強い右を放つが、神保がショートのワンツーを打ち抜いてダウンを奪う。神保は冷静にブロックを固めるディオニツィオの空いている箇所へパンチを打ち込んでいく。しかし、不用意に真正面に立った神保へディオニツィオがワンツーを返したところで神保がダウン。ディオニツィオのラッシュに打たれる神保だがゴングに救われた。
2R、ディオニツィオがワンツーで前に出れば神保もワンツーで押し返す。ディオニツィオの強烈な右フック、左ボディを被弾する神保だがジャブを返して気合いで打ち返すが、ディオニツィオの手数が止まらない。攻め疲れが見えるディオニツィオはノーガードになって「打ってこい」と挑発。神保は右アッパーを放つがダメージからか動きが鈍い。両者手数が減る中、ディオニツィオが右フック、神保は左フック。
3R、神保は接近戦を仕掛けてワンツー&アッパー、ヒザ蹴り。ディオニツィオはノーガードになって神保の攻撃を受ける場面もある。頭と頭がくっつくくらいの接近戦を仕掛ける神保が細かくパンチを出していき、ディオニツィオも左右フック。ディオニツィオは神保を押して距離を作ると連打。神保はすぐに距離を詰めて左ボディを打つ。
判定は3-0でディオニツィオが勝利。K-1ミドル級新設の提唱者で、同階級をけん引すると目されていた神保の連勝を「6」でストップしてみせ、ミドル級戦線の中央に躍り出た。
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▼プレリミナリーファイト K-1スーパー・バンタム級 3分3R
〇愛瑠斗(健成會)
KO 2R 2分58秒 ※左ストレート
×光佑(WSRフェアテックス三ノ輪)
1R、互いに右カーフを蹴り合う。愛瑠斗は前蹴りとサイドキック、ハイキックと多彩な蹴り技を使う。光佑は左フック、左ボディ。愛瑠斗の縦横無尽な動きが目立った。
2R、サウスポーになった愛瑠斗が左ローに手応えを感じたか、一気にラッシュ。左ミドルの連打、右カーフ、左ミドルと飛び跳ねるように攻撃を繰り出していく。コーナーへ詰めての右ストレートでグラつかせた愛瑠斗はもう一度の右ストレートでダウンを奪う。